goroの徒然なるままに・・・

日々の記録と言うか自分の日記や備忘録として書き連ねるつもり。

SONYのICRシリーズ

2006年10月09日 | My Favorite Machines
ソニーのラヂオには、「TR」「ICR」「TFM」「ICF」と、いくつかのシリーズがある。

以前も紹介したスカイセンサは「ICF」シリーズだが、今回紹介のラヂオは1968年位にリリースされた「ICR-200」だ。

ICRというからには、IC(集積回路)を使用したことで小型化されたモデルと言うことだとは思う。(詳細は知らないが・・・)

「ICR-100」は世界最初のICラヂオとして有名だが、後継としてサイズが大きくなったが、この「ICR-200」は大好きなラヂオの一つだ!

どうも「ICR-100」は、デザイン的に好きになれないが(持っていないひがみ?)、このモデルは非常にバランスの良いモデルだと思う。

バッテリーは内蔵の充電式と言う、現在でも通じる装備で1968年に発売されていたと言うので驚かされる。
小さいながらスピーカを装備し、イヤフォンなしでラヂオが聞けるのもうれしい!

入手したのは数年前、都内でも有名なフリーマーケットで、出品されていたものだ。
純正の充電アダプタやソフトケースも付属していて、お買い得だった!

それにしても、マクロ撮影でこんなにも繊細に見えるデザインは最近お目にかかっていない気がする。

MWのみ(AMと言うより雰囲気だ)だが、いまでも動作するお気に入りの一台だ!

ちなみに、横幅110mmの小型サイズ!

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小説の裏話、その参

2006年10月08日 | novels
もともとホテルに戻ってメイルを受信するところからは、第四章になっていた。

一日の出来事を一章にまとめたかったので、三章と四章が一体となった文章に変更した。

「IE社」とは実在のメーカの名前に手を加えて、お借りしている名称だ。
スタンリーキューブリック監督「2001年宇宙の旅」の裏話を知っている方は、想像が出来ると思う。(例のBrowser softwareではない)

2ストロークエンジンがフィーリングを保ったまま、元気に走れるようなマフラーが出来れば良いと思っているが、ディーゼルエンジンと同様に低公害の2ストロークエンジンが開発されても、日本ではなかなか認められないかも知れない。

博物館のことが書かれているが、自分自身、博物館は大好きだ!

海外出張だけではなく、国内で遠出をしたときは、博物館(民族資料館や水族館、美術館を含む)を見つけると、時間の許す限り訪問することにしている。

日本語では、適切な単語が無いと思うが(強いて言えば「館」?)、英語で「Museum」と名の付く場所だ。

オタワ(カナダ)では、1日で3館を制覇したし、ロンドンでは1日で・・・タクサン行った!

特にMuseum内のカフェがお気に入り!

写真は、オタワの国立美術館の中にあったカフェだ!
開放的で、太陽の光がサンサンと降り注ぐ、気持ちよいカフェだった!
ちょっと眩しかったが・・・

海外での朝食は、早起きするせいもあるが、本当にゆっくりと食べることが多い。

なによりも、時間がゆっくり流れている気がする。

ちなみに文中の「Todd」は、英国のBBSで知り合ったHS-1ライダーだ。(ってことは、アメリカ人じゃないじゃん!)

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ピンクのバンダナ特別編 第三章

2006年10月08日 | novels
第三章 New morning in the new town ・・・ 新しい町での新しい朝

6:00am 枕もとの時計が調子はずれのアラーム音を発した。

時差の関係か、早朝にもかかわらず思いのほか寝起きは楽だった。

僕は、朝食の前にホテルの周りを歩いてみることにした。
昼間の気温は温かいと聞いていたが、さすがにこの時間はひんやりとしている。
日曜日の早朝と言うこともあって、街は静まりかえっている。

朝日にきれいな町並みが照らしだされていた。
町並みと言ってもしっかりとビルディングも並んでいる普通の地方都市と言う感じだ。

僕が今日から3年間を過ごす街、綺麗に整備された町並、緑も多く適度に都市を感じさせる建物とうまく調和している。

交通量の少ない広い道路を、まったくノーマルのままのヘリテイジ・ソフテイルが、ノーマル然とした排気音を響かせて走り抜けていった。
東京ではノーマルマフラーのヘリテイジなんてかえって珍しいのだが・・・ここではふつうの国産オートバイだからだろうか?

最初の交差点にあったコーヒーショップでカプチーノを買って、近くの公園のベンチで初めての街での朝を過ごした
冷えきっている朝の空気に、温かいカプチーノはほっとさせてくれる。

今回僕がこの都市に来たのもIE社の開発部門からの誘いがあったからだ。
どうやら今までの大排気量ではない小排気量車を開発する計画があるようだ。
しかもエンジン形式は2ストロークだ。

いまさら2ストなんて、とみんなが思っているようだが、燃焼効率を考えると2ストの優位性も忘れてはならないはずだ

そして、日本で僕が開発していたのが中間排気量車用のマフラーだった。
排気ガス規制の関係か、世間から冷たい目で見られていた2ストロークエンジン用だったが
僕自身、昔から2ストエンジンが好きで所有していたオートバイはほとんどが2ストロークエンジンを搭載しているものだった

最初はエンジンのフィーリングだけで2ストロークエンジン車を選択していたのだが、次第に世間で2ストローク車が敬遠されるようになってきたのが気になり、新しいマフラーの開発に着手したのだった
一般的には4ストロークエンジンのほうが環境にやさしいなんて言われるのが悔しかったことも要因の一つだ

実際に、僕の開発したマフラーはフィーリングの向上だけでなく、エンジン性能の向上と排気ガスの低減という相反するものを両立できるものだった。
環境に対して非常にシビアな認識を持っているアメリカ、そのアメリカで永い歴史を持つIE車が僕のマフラー理論を認めてくれたのもわかる気がした。

ホテルに戻り、僕は愛用のラップトップでメイルを確認した

最近のホテルは備え付けの電話に通信用のモジュラージャックが装備されているので複雑な接続が不要になった、といっても国際電話を掛けることになるには変わりはない。

移動が続いていたので2日ぶりのメール受信だ。
予想どおり友人達から無事に到着したのか?とのメールが何通か届いている。

なかには彼女からのメールもあった。
日付を見るとどうやら僕が日本を出発した日に送ったもののようだ。
どうやら彼女のセンスが認められ、副都心に新しく建設予定のオフィスビルの一部のデザインがまかされたとのこと。

バブル時代に金銭をつぎ込むことが美徳とされていた頃から自然と人間の環境を考えたデザインを行ってきた彼女だ
仕上がりが楽しみだが、完成のときに立ち会えない場所にいることが残念だ。

3年後、日本に戻ったときを楽しみにしているとの返事を送り僕はシャワーを浴びた。

朝食をとりにレストランへと向かった。

地方都市のホテルだ、思いのほか人気の少ないレストランで、コーヒーにパンとソーセージを注文しゆっくりと朝食を楽しんだ。
そういえば、このようにゆっくりと朝食をとるなんてほんとに久しぶりだ。
輸入業務を手伝っていた頃は時間に追われる毎日で精神的にも参っていたことは確かだ。

IE社を尋ねるのは月曜の朝なので、今日は終日フリータイム。
ゆっくりと朝食をすませ、シャワーを浴びに部屋に戻った。

時計を見るとすでに11:00をまわっていた
フロントでもらってきた街の案内を見て近くにナショナルミュージアムがあるのを確認し僕は部屋を出た

何度となく海外での生活を経験したが、初めて訪れた街では最初に必ずミュージアムに行くことにしている
日本で言う「民族資料館」のようなものがあると、知らない街の歴史も良くわかるから、と言う理由もあるが、ミュージアムの雰囲気自体が好きだった。

ホテルを出て15分くらい歩いただろうか。
並木道の先に目的のミュージアムが見えてきた。

地方都市にしては立派なつくりで見応えのありそうなミュージアムだ。
この街自身も綺麗に整備されてはいるが、長い歴史のある街だという事もわかったし、何よりもIE社の存在がこの街に大きな影響を与えていることも紹介されていた。

内燃機関を作りつづけて100年以上の歴史のあるIE社だ、ここまで社会に認められるのは環境への配慮も怠っていなかったのだろう。

専門のコーナーが設けられていたことからも、影響力の大きさと信頼を物語っている。

休日でも見学者も少なくゆっくりと見物した後、僕は館内のティールームでゆっくりとコーヒーを飲んだ。

博物館を出ると時間はすでに15:00だった
今日の夕方に友人と会うことになっている
友人と言っても僕とIEの間に入ってくれていろいろと面倒を見てくれたToddだ
彼は僕のwebを見てメイルをくれて以来の友達だ
もちろん会うことは初めてだし話すことも初めてだ
でも、メイルと言うものは便利なもので、顔写真を添付してくれたのでなんとなく印象はわかっているつもりだ

約束の時間まではまだたっぷりあるので僕は徒歩で近くのショッピングセンターに向かった

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スクータの修理

2006年10月08日 | オートバイ
飛び込みのお客が、ホンダのTodayを持ってきた。

走っている途中で、だんだんとパワー感が無くなって、最後には走らなくなってしまったとのこと・・・

走行距離はなんと、まだ27,00kmというもので、購入して半年くらいだそうだ。

購入した店にもって行けば、「補償で直すんじゃないですか?」と聞いたが、説明したが、明日には使いたいとのことで、早速点検開始!

確かにエンジンが始動しそうで始動しない。
始動しても、アクセルを少し開けるだけで、エンジンが息つきを起こしてストップ!

プラグは・・・なんてところにあるんだ!
シート前面の蓋を開けると、プラグは確認できるが、手持ちのプラグレンチがうまく回らない!

せっかく蓋があるのに・・・エクステンションを組み合わせてプラグを外すが、問題はなさそうだ。

さ・て・と・・・

キャブレタのドレンを開けると、ガソリンが出てくるし・・・

走行距離からしてエレメントじゃなさそうだし・・・でも、確認してみるか。

開けてびっくり!
エアクリーナボックスから、多量のオイルが流れ出てきた!

なんで?

近くにあった、軽量カップを使ったので、流れて出たオイルの量が自動的に分かってしまったが・・・50cc位は出ている!

もちろんペーパ式エレメントはオイルまみれでまったく空気を吸わなくなっている。

違反だとは思うが、とりあえず走れるようにするには、エレメントの清掃(パーツクリーナ吹きつけと乾燥)。

まずは走れる状態になったが、後は購入店へ相談してもらうことにした。

それにしても、なんで多量のオイルがエアクリーナボックス内に入ったんだろうか?

ブローバイをボックスに戻しているようなので、オイルの入れすぎか?
(オーナー曰く、一度の交換していないとのこと)

何でだろうか?

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小説の裏話、その弐

2006年10月07日 | novels
裏話その壱でも説明したが、執筆当初は第一章で完結していた。

この第二章は、2001年に仕事でアメリカはラスベガスの展示会に行った際、ある会社を訪問するため「Santa Ana」に行った経験を書き足したものだ。

もともと2ストの排気ガス規制で、日本国内メーカに元気がなくなってきたと感じていたこともあり、主人公がアメリカで有名なオートバイメーカからの誘いで、自分の持っていた理論をベースにした2ストロークエンジン用新型マフラの開発を、はじめると言った内容だ。

実際に「こんなことが出来ると良いなあ」と自分でも思っていた時期があったので、帰りの飛行機のなかで、勢いで書き足してしまった。


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ピンクのバンダナ特別編 第二章

2006年10月07日 | novels
第二章 New town in US ・・・ 新しい都市

  「ロス・・・Loss か」

Santa Ana に向かうタクシーの中で僕はつぶやいていた。
日本を離れると決まったとき、電話口で彼女が口にした言葉だった。

薄暗い車内でダッシュボードのデジタル時計が緑色の文字で21:00をまわったことを知らせてくれた。

  「それにしても遠いな」

ハイヤーは空港を出てすでに1時間以上もハイウエイを飛ばしているのに、まだかかりそうだ。

  「とんでもないところに来てしまったのかもしれないな」

特にアメリカにこだわりがあったわけではないが、今までのしがらみを捨てるのにはなぜか適している気がしたからだ。
それと自分の技術を生かせそうな会社からのコンタクトがあったことも要因のひとつだ。

実力社会のアメリカで、自分自身がどこまで通じるかを試すのには年齢的にもそろそろ無理のきく限界ではないかと考え、思いきって日本を飛び出した。

僕はオートバイショップをはじめた頃から、オリジナルマフラーの理論を考えていた。

2ストロークエンジンの強烈な加速と、マフラーから排気されるオイルの焼けた匂いに感動していたが、時代が環境問題を唱え始め、気に入っていたエンジンフィーリングが「野蛮」と評価され、排気煙が「公害」と批判されるようになった。

このままでは2ストロークエンジンが消えてしまう可能性に危惧を感じ、2ストロークエンジンの有利性を世間に理解してほしいと思い、このマフラーを開発をはじめた。

ここアメリカでも2ストロークエンジン搭載車の新車販売が出来なくなっていると聞く。

確かに4ストロークエンジンは確立された理論で吸気排気を行い、クリーンなイメージがあるが、2ストロークエンジンも内燃機関としては、シンプルでフリクションも少なく、効率よく燃焼させれば、4ストロークエンジンに負けはしない。

ハイウエイを降りたのは21:30をまわった頃だった。
時間が遅いこともあるとは思うがまわりに明かりが見えないのが気になる・・・

  「かなりの田舎町のようだなあ」

観光案内には大きなショッピングセンターやビーチもあると書いてあったんだが。

  「どのみち明日の朝になってみないとわからないな」

ハイウエーを降り15分も走ると今晩のホテルが見えてきた、初めての都市なのでホテル看板が見えてきたと言うのが正確な言い方だ。

チェックインをして部屋に入ると、すぐに異様に大きいベッドに横になった。

日本を出発して、経由地での滞在を含めて15時間以上も体を伸ばせなかったので、ただベットに横になるだけでも、本当に開放感を感じられた。

シャワーを浴び、エアポートで買った硬いベーグルサンドをかじりTVの電源を入れると、ケーブルテレビだろうか?
二輪のダートトラックレースを放送している。

日本のTV放送で二輪車のプログラムはあまり見たことがないので新鮮に感じる。
他のチャンネルではNAS CARレースを放送していた。

やはりこの国自体にモータースポーツが浸透している。

第三章へ・ ・ ・

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今日のピカチュウに一言!

2006年10月05日 | 徒然なるままに・・・pika
ピカチュウに文句を言っても仕方がないのだが・・・

今日のピカ様はデッサンが微妙に狂っていた気がする。
狂っていると言うか・・・ピカチュウじゃない!

正確に言うと「さとしのピカチュウ」じゃない!

子供はだませても、大人はだまされないぞ!


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やっぱ、ポッチャマでしょう!

2006年10月02日 | 徒然なるままに・・・pika
ついにポケットモンスター・ダイヤモンド・パールの放映が始まった。

いつもまにか、机の横には、任天堂DSと例のソフトが準備されている。

普段だったら、すぐに開封してゲームを始めるんだが、仕事がバタバタして精神的に余裕がないので、少し待ってはじめようと思っている。

「なんで、たかがゲームにそんなに!」と思うかもしれないが、ポケモンには、なにか特別なものを感じるので、大切に進めたいと思っている。

もともと、ロールプレイングゲームは大嫌いだった!

いまでも、他のソフトにはまったく興味が無い。

つまり、僕にとって「ピカチュウ」との出会いが全てを決めてしまったと言っても過言ではないだろう!(いい歳こいて・・・))

今週末にでも、電源投入式をしようか等と考えている。

こんかいは・・・やっぱ「ポッチャマ」でしょう!

・・・いまだに「二等身」好きなやつ!

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小説の裏話、その壱

2006年10月01日 | novels
書き上げた当初(すでに20年以上も前の話だが)の話をちょっとばかり・・・

文章的には今回掲載した第一章の70%位しかなく、オートバイも水冷の350ccだった。(つまりRZ350)
オートバイにのめりこむきっかけだった、RZをどうしても登場させたくて、勢いあまって数作品をあっという間に書き上げた記憶がある。

原文には、亡くなった友人の話は無く、当時はまだオートバイショップを経営していたわけではないので、書き足した文章だ。

また最後は「ロス・・・Lossね」で締めくくられていた。

社内報のページ数も限りがあったので・・・

走っている道の情景ももう少し、詳しく書いていたが、目的地がはっきりと分かってしまうので、多少手を加えて架空のハーバーにしたつもりだ。

実際の場所は、葉山マリーナだったが、その後実際にディンギーを購入して、三崎の先に置艇していたので、両方が入り混じった場所にしたつもりだ。

葉山マリーナに実際ある、カフェで海側のカウンターは、天気が良いと本当に気持ちよい場所で、大変気に入っていた。(いまでもあるのだろうか?)
すぐ横にある「あぶずり漁港」という非常に小さな漁港があって、毎回オートバイを乗り入れて、のんびりしていた。

RZの前はXL250に持っていて、亡くなった友人と一緒に\180ツーリングと称して東京から葉山近辺まで、有料道路を全て通るコースを何度と無く走っていた。
たしか当時の横浜新道は二輪車\10(\30だったか?)だったような記憶があるが・・・

このツーリングに関しては、いつか書いてみたいと思う。

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