ここまでパターン化したドラマを見るのは久しぶりで、
ツッコミどころ満載だったけれど、面白かった。
…というより、
面白くなったなぁ、と思っていた。
泣いていても笑っていても“同じ顔”の最新医療機器マニアの高階先生や、
“サ行”が強く滑舌は良いけど演技がぎこちないセクシーな医療コーディネーター、
セリフ回しがわざとらしく演技がすっかり歌舞伎化している帝華大の西崎教授、
院長に反抗的で、渡海先生とだけしか仕事しない?看護師の猫田さん、
ついでに、
研修医の1人くらい辞めさせることができると豪語する看護師長…
この強烈で個性的な脇役陣のおかげで
佐伯教授や、研修医の世良先生、新人看護師(葵わかなさん)が、
ごくごく“まとも”に思えてくる…。
他の役者陣の“クセ”が強すぎるせいなのか
逆に、ニノさんの演じる“手術室の悪魔”の
“正義の味方”ぶりが際立っているようにも思える。
何より、母親を“かあちゃん”と呼び、
卵かけご飯を食べている姿は、母性本能をくすぐる…
どうみても性根が悪いようには思えない。
これらは全て、
意図的な演出なのか
それとも偶然なのか
はたまた、そう思いながら観ているのは私だけなのか…。
よくわからないが、
ストーリー自体というより、
登場人物のユニークさだけでも、ブラックぺアンは面白いドラマだった。
もう、今夜で終わりとは…残念。
続編ヨロシクです。
本日、初収穫のブルーベリー。
しみずゆみ