2つの楽しみ

点滴生活にも慣れ、数えてみれば今日で12日目

明日は、待ちに待った手術日だ。


用心をとって早めに入院してください、と言われて入院したのに、

よほど緊急性がないと思われたのか、
12日間、待たされた。(~_~;)



おかげで当初の予定の10日間が20日間に延長された。

こんな元気な患者はいないだろうな…と
思いつつ、最初の10日間を過ごしていたが、


昨日になって、急に右の盲腸の辺りが痛くなった。


今朝は、その痛みもいくらかマシになったが、

いよいよ外科的に処置されるとなると、
患部が存在をアピールしたくなるようだ。



長年、この身体と付き合ってきて

これまでに軽めの手術を2回、


たぶん、
私にとっては今回のが一番大きい手術になる。


原因を作ってしまったのは、自分の責任だ。


粗末にしてゴメン…と身体に詫びる。
もっと、気をつけていれば…と、日々反省している。


そして誓う。


① 早食いをせず、よく噛む。

② 出来るだけ規則正しく食べる。

③ 食べ過ぎない、腹八分目以下をキープ

④ 脂っこいもの、消化の悪いものは控える

⑤ 生きていることに、食べられることに感謝して過ごす。


①②③④は、入院前から考えていたが、

⑤は、新たに付け加えた。


絶食、禁食を1ヶ月続けながら思ったことだ。


普通に食べられることは幸せだ。

当たり前のことができなくなって、
初めて、ありがたみがわかった。


デイルームに行くたびに壁に貼ってあるメニューをチェックしているのだが、

今の私は、術後に出てくる病院食が楽しみで仕方ない。


たぶん最初は重湯だろうけれど、徐々にお米の量が増えて、
退院日には普通のご飯になる予定…

何が出るのかしら？と今からとても楽しみだ。



それともう一つ、


正月だってお盆だって寄りつかなかった息子たちも、明日は朝から来るという。

こんな事でもなければ、
家族が集まる機会なんて、そうそうないのだ。


麻酔から醒めた時に、
息子たちの顔が見られるのが嬉しい…。

彼らは、どんな顔をして私を見るのだろう…


それも、

ちょっと楽しみだ。(^_^)