県内在住の自衛官時代の同期と4年ぶりに会って、カフェでお茶した先週の火曜日、
帰宅すると、思いがけない案内状が郵便受けに入っていた。
来年の2月に、音大時代の同期会が倉敷で開催されることになったらしい。
今、話題のシブコさんが系列の高校を卒業しているのを偶然知ったのだが、
突然の案内には、驚いた。
都内で開催する郷里の高校の同期会は半年ごとに開かれている。
中学の同窓会も昨年はあったらしいが、
郷里が遠すぎるのと、日程的に難しくて、なかなか参加できない。
今年の4月に熊本で開かれた自衛官時代の同期会も体調を考慮して残念ながら参加を見送ったが、
3年後に北海道でやるらしい。
私の年齢は、同窓会ブームだ。
7年前にFacebookに登録したのは、
そもそもウェブ同窓会があればと思ったのがきっかけで、
高校の同級生とは、めでたく繋がったが、
大学時代の同期が、なかなか見つからず…で、
私が引越し魔だったせいで連絡がつかなかったのかと思いきや、
そうではなく、同期会自体を一度も開いていなかったらしい…。
昨夜、幹事を担ってくれるN氏と電話で40年ぶりに話したが、
彼も教職を定年退職して、
ようやく時間に余裕ができたとの事だった。
これだけブランクがあると
全国に散らばった同級生の住所を探すだけでも容易ではない。
しかも女子大同様に音大の男女比は圧倒的に女子が多く、
苗字が変わってしまっている人が多い。
SNSを駆使しても、個人情報の問題もあって簡単に住所や電話番号を教えてもらえるとは限らない…
学部だけの同窓会とはいえ、100人以上に連絡を取るのは気の遠くなるような作業だ。
私の場合、どうやって見つけて貰ったかというと、
幹事のN氏が、住所と苗字が変わっていない友人(彼女は婿取りだった)を探し出し、
連絡を取ってくれたとの事だった。
次第に同級生たちの現状が明らかになっていく中で
当然の事ながら、悲しい事実を知ることになる…
女子ばかりのコンパで
Get Readyに乗せてコミカルに踊りながら
場を盛り上げていたピアノ科のSさんがすでに故人になっていたこと。
同じ歌科で、ソングライターとして活躍中だったMさんが、今年の3月に肺がんで亡くなっていたこと…
事実が判明する度に、学生時代の彼女らの顔を思い浮かべ、落ち込んだ。
どうして彼女らが亡くなり
自分が生きているのかと考える…
そして、自分に残された時間はどのくらいあるのかと考える。
明日も明後日もあると思っていると、
結局なにも出来ずに終わるのだ。
元気で動けるうちに、やらなければならない事がある…