声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

The fly

2020-10-09 11:23:00 | 報道 ニュース ワイドショー
窓を開けると冷気が入ってくる…

寒い。

今朝のTVで
米副大統領のペンスさんの頭にハエが止まっているのがニュースになっていた。

それをまた、
選挙運動に使うために対抗するバイデン陣営が

『ハエとウソを叩きましょう』というキャッチコピーで

ハエタタキを1060円で売っているのだそうだ。

1060円のハエタタキは、ロゴが入っている事を除けば、

日本で普通に販売されている我が家にあるハエタタキと何ら変わらない。


畜産農家が近くにある田舎に住んでいると、
ちょっと窓を開けただけでハエは入ってくる。

昼寝中のHalは、ハエが自分の体に止まるのが許せないらしく、

時折り、

正月の獅子舞のように大きく口を開けてカプッ、カプッ…と音をさせて

ハエを追い払っている。

あるとき、

私が追い払ったハエが、たまたまHalの鼻先に飛んでいき、

それをHalがカプッと食べてしまった事があった…。

その行動に軽いショックを受けて以来、

私は、ハエを追い払うのではなく最初から1匹残らず叩き潰すと決めた。


ハエ叩きにはコツがある。

ハエタタキを動かすと当然、ハエは空気の動きを察知する。

そこで、
フェイントをかけるのだ。

静かな環境ではハエも緊張しているが

わざと賑やかなBGMをかけながら、

例えば、
朝イチで紹介されていた森崎ウィンくんの“パレード”などを大きめのボリュームで流して一緒に踊りながら、

さりげなく目をハエの飛んでいる方向にめぐらす…

そして、踊っているフリをして、

いきなりハエタタキを振り下ろすのではなく、
風圧を感じる間もない絶妙なタイミングで

いきなりパチンとやるのがコツだ。

当たらなくても、

たいてい彼らは、ショックで気を失って動かなくなる。

そこを見つけて再度、叩く。


不思議な事に

ハエたちは、
一度に軍団を組んでやってくるのではなく、
2、3匹ずつ入ってくる事が多い。

2、3匹をやっつけた頃、
また次の2、3匹が入ってくる…

夫いわく、

「先遣隊が帰って来ない場合、次の部隊を送り込んでくるシステムなのではないか…」

生物の本能だろうか、
彼らは彼らで子孫を残すために、

一度に殺されては堪らないから、

危険地帯である我が家のような場所には

少しずつ、様子を見ながら入ってくるのだろう。

生き残るための作戦を考えるハエたちとの終わりのない闘いは、

今日も続く…

(ー ー;)



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