声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

おらおらでひとりいぐも

2023-01-05 20:22:00 | 映画・ドラマ
妹に誕生祝いのLINEをしたら、

「これから山に登る」

と言う…。
新年早々、元気なこった。

私はとてもムリだなぁ…。

昔から妹はアウトドア派で私はインドア派だった。

姉妹でも性格は真逆で、
妹は母に似て社交的だけれど、
私は父親似で内向的…

特に大勢で何かに取り組むのが苦手だった。

そんな偏屈な人間が、

ある時、自衛隊という団体生活の真っ只中に放り込まれたお陰で、

自分の本来の性格を偽って、他人に合わせて生きる事を学んだ。

人並みに結婚もして子育ても経験したけれど、
やっぱり人に合わせるのは疲れる。


そんな私にピッタリの映画をAmazonの会員サイトで観た。

田中裕子さん主演の

おらおらでひとりいぐも》

という作品だ。

途中、何度か息苦しくなったのは、

まるで自分の近未来を見ているかのような錯覚を覚えたから…

独りって、淋しいこともあるけれど、
実は自由そのものなんだよね…

図書館通いのシーンで、カウンターのスタッフから趣味のサークルに誘われるたびに、
やんわり断る主人公を見ながら、

(きっと私もあんな風になるんだろうなぁ…)

とも思った。

誰からも束縛されない自由は、人生の最高の贅沢だ。

ちなみに私が好きな恐竜は

パキケファロサウルスだ。



















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お気に入りの場所で

2023-01-05 11:18:00 | Diary
今日は広島の妹の誕生日。

彼女は、この1月5日という日が不満らしく
「本当の誕生日じゃないんだから」
と言う。

聞くところによれば、妹が産まれたのは12月16日らしい…

それが何故、1月5日になったのか?

それには、昭和30年代のアバウトな事情も絡んでくる。


当時は父母と祖母と従姉と同じ家で暮らしていたのだが、

妹の出生届けを、
母は父が届けたと思い込み、
父は産婆さんが届けてくれるものと思い込んだらしい…。

妹の産まれた12月16日から2週間以上も出生届けが出されずに、
そのままになっていたというワケだ。

慌てて届けた日が役場の開庁日の翌1月5日。
結局、その日が妹の誕生日と相なった。

思い込みというのは恐ろしいものだ。

今なら、こんな事はあり得ないと思うが、
昭和30年代の田舎では、こんな事はフツーにあったらしい。

ちなみに私の誕生日も、どうやら操作されているようで、

従姉から聞いた話だと、

母が産気づいたのは大晦日で、
近所の人たちが祖母の家に集まってペッタンペッタンとお餅つきをしていた時だと言う。

正確には1月1日に産まれたらしいが、いくら何でも、めでた過ぎるだろうと、
1月2日にした…という話だ。

私の田舎では病院までバスで30分もかかるため、
当時は病院ではなく産婆さんに来てもらっての自宅出産だったため、

頼めば出生日の操作は可能だったらしい…。

別に1月1日でも良かったのに。

1日違いが、その後の人生にどれだけ影響を与えたのだろう?


そんな他愛ない事を考えながら、
今、夫の作業小屋の前でHalと日向ぼっこをしている。

今日も良い天気だ。


















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