声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

ラストレター

2023-01-10 17:09:47 | 映画・ドラマ
息子から『体がダルい』とのメール。

「低気圧のせいかもね」と返信しながら

夫も胃腸の調子が悪いのか、
昨夜は一睡もできなかったと言っていたことを思い出した。

眠れない原因は、
本人いわく
仕事のストレスとか、Halの事とか、いろいろ…」らしいが、

いつもならアルコールの力を借りてソファに座ったままタブレットで動画を見ながら寝てしまうのに、

昨夜は体調不良のせいで一滴も飲む気がしなかったとか…

飲兵衛が飲めなくなった…と言うと、
肝臓か?

目はさほど黄色くはないが、
これまで何度言っても休肝日をとろうとしなかった夫の肝臓も、そろそろ悲鳴をあげているのかもしれない…

こんな時は、つい悪いことをつい考えてしまうが、
老犬介護には飼い主が元気でいることが必須条件だ。

特にHalの場合、最初の飼い主が病気のために手放さざるを得なかったと聞いている。
突然、飼い主がいなくなる事へのHalのトラウマは大きいはず…

同じような思いをさせてはならない。

そう言う私も昨夜は、
風の音で眠れないついでに、

いつものように映画をみた。

松たか子さん主演の《ラストレター》という映画だが、
キャスティングがちょっと面白い。

松さんの夫役を庵野秀明さんが演ってるのだ。

どうしても突っ込みたくなる場面もあって、
特に自死する松さんの姉の遺影が広瀬すずさんの写真…というあたりは違和感だらけ。

広瀬すずさんは、松さんの姪っ子の役を演じているのだけれど、
回想シーンでは、松さんの姉役を演じているし、

松たか子さんの娘役の森七菜さんが
回想シーンでは松さんの少女時代を演じている。

この映画も現在と回想のシーンが入り混じっていて、
わかりやすいようで、実はキャラクターがかぶり過ぎていてわかりづらい。

一番、印象に残ったのは福山雅治さん演じる売れない作家が、
かつて愛した人の元夫に会いに行くシーンだが、

この元夫というのが、どーしようもない男で、
それをトヨエツが演じているのだけれど、

《どーしようもない男》の廃れた雰囲気がとてもイイのだ。

個人的には、

( 福山雅治ほどの男を振ってまで、一緒になりたい男ってどんなヤツだろう…)

と思っているところに、
身重の妻役の中山美穂さんが出てきて、

その夫である《得体の知れない男》とは誰だ?

と興味津々でいるところに、
トヨエツが登場するのだ。

この演出は、ニクい。

(トヨエツなら福山雅治が捨てられても仕方ないか…)

と、納得してしまうのだが、

映画の中ではただ一人の成功者が松たか子さんの夫役、庵野秀明さんだけで、
福山雅治さんもトヨエツもダメンズである。

そこが、
見終わった後で、モヤモヤが残る原因だろうか…。

(^◇^;)

今日は朝から雪が舞う寒さで、Halのドライブ散歩はパス。

窓際での日向ぼっこの1日だった。

Halの体調も一進一退という印象だ。





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