外壁リフォーム5日目が終わって
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下塗りを乾かすために
一旦、作業を休むという。
3日前はビニールの養生シートで窓を保護。
窓が塞がれているため換気ができない。
北側の壁の研磨後はムラが多く、見るも無惨で、まるで廃屋のようだ…
過去の修復歴が不明なので、どの程度の傷み方なのか素人ではわからないが、
たぶん一度も塗り替えてなかった?
それとも、
これだけムラが多いということは
過去のオーナーが、自分で塗った?
結局、下塗りが乾くまで次の作業ができない。
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TOP画像は、白塗りされた玄関の辺り…
母屋全体を2日間かけて白く塗って2日かけて乾かす、
実は、この工程は最初から知っていた。
建設業の下請け業者のコミュニケーション研修を過去に10年、講師として担当していた。
5社に見積もりをとったのは、
それぞれの工程の説明をしてもらうことが大切だと思ったからだ。
施主は塗装工事のプロセスを最初から最後まで張り付いて見ているわけではない。
業者を最終的に選ぶ基準として、費用はもちろんだが、それ以外に
・塗料の種類
・耐用年数
・工期
・追加費用の有無
など、必要最低限のことを質問した。
そのうち澱みなく答えられたのは一社だけ、しかも営業マンだった。
しかし、その一社を最終的に選ばなかったのには理由がある。
見積額が1番高かったのだが、
よく見れば、
見積もりの中に依頼していないベランダの塗装工事まで入っていた…
「ベランダは夫が楽しみながら直しているので工事は不要です」
と何度も話しているのに、
施主のニーズを掴めていない証拠だ。
選ばなかったもう一つの理由は、
説明は丁寧でわかりやすいが、
実際に施工するのは塗装職人であって、
営業マン御当人ではないという点、
特に「4、5回は塗ります」という言葉に疑問を持った…
回数が多いに越した事はないが、
果たして実際に施工する職人が、5回も塗るとは思えない。
別の見積もり業者に訊けば、
「せいぜい2回ですね!」という答えが返ってきた。
相見積もりをとる際には、
全く同じ質問をしても、それぞれ違う答えが返ってくるものだ…
費用同様にその平均値をとって、検討することが大事だと思っている。
で、
今来ている職人さんは、どうか…
毎朝、8:20になると挨拶にやって来る。
小柄で、見た目はゴーストバスターズに出てくるマシュマロマンのような顔だが、
毎日、作業工程について質問すると、
考えながら一生懸命答えてくれる。
シロアリ業者からは、
作業開始時と終わった後に何の挨拶もなかったので、ちょっと心配だ。
次に来た時に、訊いてみよう。
15日から始まった外壁塗装工事も今月中には終わる予定だが、
屋根の破風板の取付などの作業はまだこれからだ。
しかし、この外観…
近所に「白い家」と呼ばれている心霊スポットがあるらしいが、
まるで、そのものではないか!
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