声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

吠え方を忘れた?

2019-04-22 10:23:08 | 大型犬との生活
本を読んでいる傍らに犬が寝ている…

時おり、カラスに混じってウグイスや雉の鳴き声が聞こえる…


のんびりした穏やかな性格だとは聞いていたが、

ここまでとは思わなかった…


夜もちゃんと寝るし、吠えないし、イタズラもしない。

以前飼っていたダルメシアンは、口に異物を飲み込んで大騒ぎした事があったが、

そういうことも今のところはない。

立て掛けてある夫のギターに、

いつマーキングするかとヒヤヒヤしていたが、

その形跡もない。

不思議なことに散歩中もオシッコはしても、マーキングする習慣がない…


こんなダルメシアンがいたとは…。


通いネコたちとの共存をはかるため、ウッドデッキにフェンスを付けたところ、

時どき、フェンスの隙間から鼻を出して外を見ているが、

庭でネコたちが鳴いているのに、吠えもしない。




試しに洗濯物を干すと、どんな反応を示すかと思ったが

なすがままで、ジッとしている…


心配になって名前を呼ぶと、顔だけ覗けた。


Halよ。

ホンマにオマエさんはダルメシアンか?


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新しい名前

2019-04-22 06:57:53 | 大型犬との生活
今日で彼が来て3日目。

彼の名前は“Hal”と決まった。

“Hal”は、

スタンリー・キューブリックの

『2001年宇宙の旅』に出てくるクレイジーなコンピュータ“だが、

名付け親の夫いわく


性別がない…実態がつかめない…

そんなイメージから、決めたという。(汗)


確かに、Halはミステリアスだ。


年齢も推定6歳…

♂だが、顔は女の子、


何より、

どんな飼い方をされてきたのかが全くつかめない。


ただ、1つわかったことは、

“絶対に鳴いてはならない”環境で飼われていたということ…。


なぜなら、ここへ来て3日目だが

一度も鳴き声を聞かない。




昨日も、

ドライブがてら車にHalを乗せて街まで行き、

帰りは近くの公園で散歩させたが、

最初のうちは、

また何処かへ連れて行かれると思ったのか、

後部座席で頭を下に向け、

キューンキューンと心配そうな声を出していた。


今のところ、Halにとっては

車=ドナドナ なのかも知れない。


通常のしつけも、されていた様子がなく

“お手”だけは自分からするが、

“おすわり”も“オアズケ”もしない。



エサだけは食欲旺盛でガツガツ食べる。


ただし、聞き分けはよく


トイレは必ず散歩の時のみ。


私たちが横で、ご飯を食べていても

ヨダレを垂らしながらジッと見ているだけで、

邪魔することはない。

やんちゃで攻撃的なダルメシアンしか知らない私には拍子抜けだが、


一方で、その片鱗が垣間見えることもある。

今朝は、

散歩に出かける時に初めて、はしゃいで飛び跳ねた。

嬉しくて仕方なかったのだろう…。


そんな様子を見ると、ホッとする。


Halのおかげで、

朝夕の散歩が我が家の日課に加わった。


Halのおかげで、

夫の日曜大工にも、やりがいが出てきたようだが

できばえはイマイチか…。

































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おとなしい“彼”

2019-04-20 17:34:05 | 大型犬との生活


午後3時過ぎ、

彼がやってきた。


最初は戸惑ってウロウロしていたが


しばらくすると、

ウッドデッキのチェアーに座っている私の膝の上に顔を乗せて甘えてきた。


最初の飼い主に置いていかれ、

市の保健所に連れて行かれたあと、

保護団体に助け出された。


いろいろあっただけに、

人に気をつかう性格になってしまったのか、

ダルメシアンにしては、
とても穏やかで、おとなしい…


苦労したんだなぁ…(涙)


トライアル期間は2週間、

問題なければ、
そのまま我が家の一員になる予定。

早く慣れて、
安心して過ごしてもらえるよう

大切にしよう。






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楽しからずや

2019-04-18 09:20:14 | Diary
昨日の午後は、

仕事帰りに不要品をクリーンセンターに持ち込んだ。

今日は使わない家具を分解して別のクリーンセンターに持ち込むつもり。


しばらく物置として使っていた部屋を片付けはじめると、

意外に捗った。


これが目的もなく、ただ片付けるだけの作業なら、

こうは行かないだろう…


古い家だけに傷んでいる箇所も多い。

以前から気になっていたウッドデッキの浮いてきている板も、

万が一のことを考えて、直しておかなくては…

怪我をさせてしまっては大変…。

あれこれと

“彼”との暮らしを思い巡らす…。


専用の食器なども揃えなくては…


あと2日で“彼”がやってくる。

今日は、クリーンセンター2往復かな…。



裏庭には、たくさんの“つくしんぼう”

この前、夫が作った佃煮は塩っぱ過ぎた。

文句を言うなら、自分で作れと言われた…。


どうやって作るんでしたっけ?



























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公園で“お見合い”

2019-04-16 09:42:46 | Diary
考えていた事を実行するのに、

春という季節は最適だ。


昨日の午後、


いそいそと公園に出かけたのは、以前から考えていた“ある事”を実行するためだった。


初対面の“彼”は、

私に対してどんな反応をするだろうか…


ドキドキしながら約束の場所に行くと

遠くからでも目立つその外見に

それが、“彼”だと、すぐにわかった…


私を見た途端、

一瞬だけ、はにかんだようなそぶりを見せたが、


紹介者に促されて

“彼”と私は、しばし公園内を散歩した。


脚が少し弱いと聞いていたが、思ったより元気そうだ…

5分もしないうちに

“彼”と私は、打ち解けた。


自分でも、こんなにニコニコ笑うのは本当に久しぶりだと思った。




問題は“彼”のことを夫がどう思うかだ…

私の嬉しそうな顔を見て夫は、どんな風に思うだろう…


紹介者は、夫にも“彼”を見てもらいたいと言う。


30分ほど遅れてやって来た夫の顔に、

少しだけホッとしたのは、

“彼”を初めて見る夫の表情にも笑顔があったから…


前夜、私たちは、

何時間も“彼”について話し合ったばかりだった。


「オレの人生も変わるからなぁ…」

と夫は言う。

同時に私の人生も変わるのだ…


それに何より、

10年前、あんなに辛い別れを経験しているのに

また、同じ思いをすることになるのが予測できる…

覚悟のいる事を、私たちは行おうとしている。


しかも、

今回は、“訳あり”だ。


“お見合い”の結果は、後で連絡するという。


( ダメかもしれない )


と半ば、諦めていた直後に

紹介者からメールが入った。

『トライアルをご検討いただけますか?』

という前向きな内容だった。


夫も私も、

早速“彼”を迎えるための準備をしなくてはいけない。


もうすぐ“彼”がやってくる。























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忖度の文化

2019-04-15 11:11:27 | Diary
最近、どっぷりハマっているのが

『デスパレートな妻たち』という海外ドラマだ。


シーズン1から観はじめて

今、シーズン6の13話まで観終わった。


コメディ・ミステリーというジャンルだが、

こんなにドラマを続けて観るのは初めてだ。


何が面白いって、

腹が立つほど身勝手な登場人物たちが、仕出かす数々の失敗…


その殆どが、人間関係でのもめ事なのだが、

それを、いわゆる“忖度”のしすぎで失敗するパターンが多いのだ。


誰かが

「忖度は日本特有の文化だ」

と言ったが、

“日本特有”ではない事を証明するようなドラマだ。



忖度がうまくいけば昇進にもつながり、
人間関係もスムーズに行くのだ…と、ドラマは証明してくれるが、

そんなに上手くいかないワケで、

友人や妻や夫を思いやった忖度が、大失敗につながってしまう事だってある…


それが、ドラマでは大げさに描かれる…


それを爆笑しながら見ている横で

夫が

「デスパレートって“ならず者”って意味だよ」

と口を挟んだ。

「違うよ、“必死”って意味だよ、“ならず者”は、デスペラードでしょ!」



…と、やり込めて


ふと思った。


夫婦関係において忖度しない私は、

たぶん、

夫にとっては

デスパレートではなく、“デスペラードな妻”には違いない。

(^_^;)





















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花を愛でる心

2019-04-15 10:31:56 | Diary


家の前のヤマザクラが満開だ。

うっとりと見上げていると、

その側の道を、猛スピードでトラックが駆け抜けて行った…

( 何をそんなに急ぐのかなぁ )


きっと、働き方改革なんて、トラックドライバーには関係ないのだろう…


お花見をゆっくり楽しむ間もないのかもしれないと思う。


先だっても、

県内にあるグローバル企業の新人研修を担当した際に

ロビーに活けてある花が、あまりにも見事だったので

「わぁ!綺麗ですねぇ!」

と言うと、

案内してくださった女性社員が

「ありがとうございます!花を褒めてくださった方は、初めてです」

と顔をほころばせた。


ピカピカに磨かれたモノトーンの大理石の床の階段の上り口のグレーの壁に、


ピンクのカーネーションや黄色、白いユリなど色とりどりの花が花瓶に活けてあって、

無機質とも思えるロビーの、そこだけが華やいで見えた。


( もしかしたら、彼女が活けたのかな?)

と、思いつつも

その後すぐに研修に入ったので訊きそびれてしまったが、


終わってからも、
ロビーまで見送ってくれた先ほどの女性社員は、今までになくニコニコしていた。


花を愛でる気持ちを

いつも持ち続けていたいと思う…


最近は、病室に花を持ち込むことを禁止している病院も多いが、


花を愛でることで、元気が出ることもある…


百花繚乱の季節だ。


花々に感謝しよう。

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青春の詩

2019-04-14 07:18:45 | Diary
文学館を出たところで

思わず立ち止まった…


この頃、すっかり視野が狭くなったと思っていたが、

左前方に見える詩碑に惹きつけられたのは、

きっと今の自分の心境に重なるところがあったからなのかもしれない。




《青春》という有名な詩だが、
日本語と英語の原詩が刻まれている。






そうなのだ…


《青春とは、心の持ち方》

なのだ…


《青春とは臆病さを退ける勇気

安きにつく気持ちを振り捨てる冒険心を意味する》

…のだ。



それなら、

今の私は、すでに老人のソレだ。(~_~;)


失敗することを怖れ、チャレンジする事もしない…。


そればかりか、

新しいことを、しようとしない理由に


“占い”で、

今年は大殺界と出たから…とか、

“停止の年”だから…何か新しいことを始めてはならない、

などと、

尤もらしい理由をつけている。


実際には、逃げているだけなのだが…

そうやって、

言い訳をする事で、

自分が何もしようとしない事を正当化しようとしているのだ。


《60歳であろうと16歳であろうと人の胸には
驚異にひかれる心、おさな児のような未知への探求心、人生への興味の歓喜がある。》


人生への興味の歓喜…

今、失いつつあるものは、たぶんソレだ。

(~_~;)








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詩の世界

2019-04-13 16:02:06 | Diary


午前中の仕事が終わり、

夕方の講座までの時間に街をぶらぶらと散策する…

長閑な午後だ。


偶然、通りかかった文学館で、

ポエトリーリーディングを演っていると受付にいた元受講生が案内してくれたので、

しばし、立原道造の世界に浸る…





( あぁ、そうだった…、日本歌曲にもなっているこの詩は立原道造だった…)


詩は、好きだ。

だけれども、難しすぎて


いまだに人前で読む勇気がない…


そう言いながらも、受講生には難しい注文をつける。

今日も、午前中の朗読講座で

「月に吠える」から2編の「竹」を読んでもらった。

教科書にも載っている有名な詩だが、

改めて読むと難しい…

実は、数日前から「竹」を取り上げた事を後悔した。


朔太郎の精神世界を理解するには、

その作品の1つ1つを深く掘り下げる必要がある…。


いろいろ考えたせいで、

昨夜は、あまり眠れなかった。



そんな仕事を終えた後で聞くポエトリーリーディングは、
一服の清涼剤のようだ。


( なるほど…こんな風に、あまり構えずに、もっと気楽に読んでもいいのかもね )


と思えてくる。


他者の朗読を聴くと勉強になる…。


自分も勇気を出して、

ポエトリーリーディングを演ってみたいと思うこともある…。


だが、人前で読む怖さを知っているだけに、
なかなか勇気が出ない…


演りたい、怖い

でも演りたい…

そのハザマで揺れているのだ。


そうやって揺れているうちに私は、きっとまたチャンスを逃し、


後悔したままで終わってしまうのだろう。


どうしたものでしょうか?

ねぇ、

朔太郎先生…。
















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四月の大雪

2019-04-10 14:07:54 | Diary
ガレージから車を動かし

家の前の坂道を登って、再び駐車しようとしたら

スタックしてしまい断念…

こんなことなら、タイヤを交換しなきゃよかった。(~_~;)



仕方なく、

なだらかな裏庭に止めて、

車から降りると同時に目に入ってきたのが、

雪に埋もれた“ムスカリさん”たち…




“さん”づけしたくなるのは、

あまりにもかわいいから。


なんだか、“おとぎの国”に迷い込んだ気分…❤︎


自分が白雪姫になったようだ…


なんて

おこがましいことは考えませんが…(汗)



春の雪も“いとをかし”














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