音楽の喜び フルートとともに

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ボーンズ フォー ライフ

2011-03-24 22:19:54 | レクチャー、マスタークラス

ローズマリー、マリンブルーと言う品種です。肉や魚料理に入れて食べると、口の中がさっぱりとする良い匂いがします。

昨日の午前中はボーンズ フォー ライフ。
パンパンと、かかとを上げてジャンプするのですが、かかとの皮一枚は床にくっついたまま、というような、ほんの小さな動きです。5回ほどもすると、体がどうなったのか?内観します。

徹底的に質を見るのです。動いているより、見ている時間の方が数倍長いです。

足の裏の床とのつき具合、ふくらはぎ、膝、腿、腰、背骨、肩甲骨、首、頭、腕、指。左右のバランス。じっとして、順番に見て行きます。細かく見れれば見れるほど質の違いがわかります。

座って膝にタオルをかけて、両手で両端を片方ずつ持って、やはり、ほんの少し、皮が動く位。外から見たら動いているかどうかわからないくらい少しだけひっぱります。

そして、坐骨が膝の動きと連動して動いているかどうか?確認します。

「膝が痛いんですが、1階、2階は大丈夫なんですが、3階に行くといつも痛いんです。3階に何かあるのかな?」と言う質問に、

「3階が悪いんではなくて、初めから、1階からもうすでに痛くなるような歩き方をしているから、3階に着いた時にオーバーフローしただけです。基礎部分からちゃんと積み上がっていないと、結局倒れてしまいます。」

私も「この前の演奏のとき、始めはうまくいったんですが、後半になると崩れてきて、スタミナ切れか、体力がないのか、人前に立つと、段々緊張してくるというか。」

「それも同じです。初めから、切れてくるような吹き方をしているのです。そして、うまく行ったと思っているときは、脳が眠っているんです
。うまく行ったと思った瞬間、もう落ちているんですよ。」

やっぱり今日も、そのとおり。
「よし、今日はいける。」とカデンツァのあたりで思いました。そこから、落ちたような気がします。
これだけやって、わかっていても、やっぱり同じところです。
人間っておもしろい。まだまだ修行ですね。