菜の花の季節です。日本の春の原風景に、この花は欠かせません。
菜の花が堤防の土手に咲いているのを見ると、必ず、「朧月夜」を口ずさんでしまいます。
菜の花畠に、入日薄れ、
見わたす山の端(は)、霞ふかし。
春風そよふく、空を見れば、
夕月かかりて、にほひ淡し。
里わの火影(ほかげ)も、森の色も、
田中の小路をたどる人も、
蛙(かはづ)のなくねも、かねの音も、
さながら霞める朧月夜。
フルートのKさんが、キエフに行ってしまったので、デュオの曲の1stを録音して、2ndをそれに合わせて吹いています。
人は大体自分よりも、人のすることの方が良く見えます。
そうやって見ると、2ndの自分の音よりも、録音した音の方が良く聞こえるので、自分が吹いているより、自分の癖が良くわかります。
例えば、休符が短くなりやすい。緊張すると、音がこもる。音程が低くなる。
これはとってもおもしろい。
お勧めです。