実家に帰ると、姪のヴァイオリン。
「ともだちと遊ぶって、」と母。しばらく実家に住んでいたのでこちらにともだちがたくさんいるらしく、本人の姿は見えません。
チャイコフスキーのコンチェルトの楽譜が側に。
開けてみました。
書込みがびっしり。
フルートで吹いてみました。
重音は無理です。
憧れのメロディのところは、気持ち良く吹けます。
ヴァイオリンとの違いは、他にもいろいろあります。
オクターブでドドドドと高い音と低い音をヴァイオリンで弾くと、アルコをダイナミックに上下に動かしてかっこいいですが、フルートでやっても地味。
スケールや半音階の乗降部分はご機嫌、こういう動きはフルートは得意です。
アルペジオはヴァイオリンで使われる弦の幅を生かしたインターヴァルは、フルートでは広すぎて、やりにくいし、低音は目立ちません。
ヴァイオリンの曲はフルートの編曲でよく演奏されているのに、チャイコフスキーは聞いたことが無いのも納得です。
ヴァイオリンの特徴を存分に生かしたコンチェルト。
ヴァイオリンもすなるコンチェルトといふものをフルートしてみむとするなり。
しかし、チャイコフスキーは、ヴァイオリンに任せた!
姪よ、頑張れ👍