
6月8日 は高井さんとルイジ レニャーニ作曲の ヴェルディ作曲 オペラ「エルナーニ」 の エルヴィーラのカヴァティーナを 演奏することになりました。
ルイジ レニャーニ(1790年11月7日- 1877年8月5日イタリアのギタリスト、シンガー、作曲家、弦楽器製作者)
弦楽器奏者としてキャリアを始めるが、 テノール歌手としても人気を博し ロッシーニやドニゼッティの 歌劇に出演していました 。
ギター奏者としてもジュリアーニの去ったウィーンで人気を博しました。
彼の代表作は36のカプリス です。
パガニーニの作った24のカプリス に影響を受けて作ったと言われています。パガニーニと演奏旅行をしていた時期もあるそうです。
これはギターの ヴィルトゥオーゾ 超難曲です。
50歳の時に引退して バイオリンと ギターの 制作 をして 生涯を過ごしました。
レニャーニモデルというギターが 現在でも存在しています。
フルートとギターのための 曲を4曲 書いていますがそのうちの 2曲は ヴェルディのオペラ 「エルナーニ 」の主題から取っています。
これは エルヴィーラと言う名のヒロインの歌うカヴァティーナです。
年老いたシルヴァと結婚させられそうになった エルヴィーラは 恋人の エルナーニに 「夜の帳が 降りたら 一緒に逃げて」とうたいます。
カヴァティーナというのは 叙情的な 歌曲 小品 という意味ですが ほとんど変奏もなくギターとフルートで 原曲を楽しめる逸品になっています。
YouTube で検索したら マリアカラス、サザーランド、ローザ ポンセルが投稿されていて聴き比べしてしまいました。
私が聴いたところではカラスも良かったけど 意外にサザーランドが良かったです。
皆さんはどう聴かれるでしょうか?
フルートでも 喜んでもらえるように 演奏したいです。