音楽の喜び フルートとともに

フルート教室  久米素子 松井山手駅 牧野駅 090-9702-8163 motokofl@ezweb.ne.jp

曼珠沙華の季節

2022-10-02 20:40:12 | 日本
光明寺お寺ライブやってきました。
羽田住職とも3年ぶりです。
村野支援学校の生徒さんたちも元気に歌ってくれました。

次に私たち。


クラッシック音楽ばかり6曲なのに子どもたちもしっかり聴いてくれました。

ありがたいなぁ!



境内には彼岸花が咲いていました。

「曼珠沙華」(彼岸花)は
山田耕筰(1886-1965年)東京府東京市本郷生まれ、東京都成城区没

が、1911年
北原白秋(1885-1942年)
熊本県玉名郡関外目村生まれ、東京府東京市杉並区阿佐ヶ谷没

の詩に曲をつけたものです。

詩集「思ひ出」の中の1つです。
こどもを亡くした母親の歌という解釈や

思ひ出の序に

美くしい小さな Gonshan.忘れもせぬ七歳(ななつ)の日の水祭(みづまつり)に初めてその兒を見てからといふものは私の羞耻(はにかみ)に滿ちた幼い心臟は紅玉(ルビイ)入の小さな時計でも懷中(ふところ)に匿(かく)してゐるやうに何時となく幽かに顫へ初めた。

という、文章が載っていることから、白秋の幼い初恋の思い出と
白秋から感染ったチフスで死んだ乳母の思い出が混在しているという解釈などいろいろな説があって定まっていません。

ちなみにGONSHANというのは、柳川の方言で「良家のお嬢さん」という意味だそうです。
みなさんはどの解釈が合うと思われますか?

曼珠沙華

Gonshan,Gonshan 何処へゆく
赤い お墓の曼珠沙華 曼珠沙華
けふも手折りに来たわいな

Gonshan,Gonshan 何本か
地には七本 血のやうに 血のやうに
丁度 あの児の年の数

Gonshan,Gonshan 気をつけな
ひとつ摘んでも 日は真昼 日は真昼
ひとつあとからまたひらく

Gonshan,Gonshan 何故泣くろ
何時まで取っても 曼珠沙華 曼珠沙華
恐や 赤しや まだ七つ







最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
曼珠沙華 (takan32)
2022-10-02 21:44:28
久米さんへ、私のリンドウのブログにいいね!をありがとうございます。
コンサート、お子様方が楽しそうに、うれしそうに聞いていたと思います。よかったですね。
曼殊沙華の歌、9月の森麻季さんのリサイタルで聞きました。♪
返信する
Unknown (hiro39394649)
2022-10-03 02:33:30
笑ってしまいます。この歌、耳が悪いせいか、ぼんしゃん、ぼんしゃん、どこ行くの と、子供が曼珠沙華の妖艶さに導かれ、あの世へ連れて行かれる、だから気をつけな、という警告の歌かと、思っていました。目からウロコです。ありがとうございます☺️いつも、クラシックから叙情歌など幅広い、歌の生い立ち、ユウチューブでの演奏、歌唱、枕元にスマホ置いて、聴かせて頂いています。聴きながら寝入ってしまうこと、度々ですが、ありがとうございます。(⌒‐⌒)
返信する
Unknown (ra9gaki_do)
2022-10-03 05:48:15
おはようございます(^-^)
いつも温かいリアクション
ありがとうございます。
お寺でのコンサート!
今すぐ飛んで見に行きたくなりました(^-^)
曼珠沙華の花は北海道で見かけません。
画像を見れば華やかな花姿ながら
あやかしの表情をも感じさせるような。
一度、手に取ってじっくり見たいです。

季節の変わり目ですね。
くれぐれもご自愛されますように。
返信する
Unknown (m-fluteangel16)
2022-10-05 01:05:34
@takan32 さん、こちらこそいつもありがとうございます。
お子様といっても高校生ですが、バンドをやってるような子たちなので、鼻で笑われるかと思いましたが、思いの外熱心に聴いてくれました。
森さんのリサイタル!素晴らしいです。いいなぁ!
返信する
Unknown (m-fluteangel16)
2022-10-05 01:09:01
@hiro39394649 さん、ほぉ~!子どもがぼんしゃん、ぼんしゃんと妖艶な花に導かれてあの世へ…。これは怖い!
忘れられないイメージが浮かんできます。
枕元に置かれて寝入ってしまわれるなんてうれしいです!
これからもよろしくおねがいします。
返信する
Unknown (m-fluteangel16)
2022-10-05 01:14:19
@ra9gaki_do さん、ありがとうございます。
北海道では咲かないのですね!
曼珠沙華は根に毒があり、モグラよけになるので田んぼのあぜ道に植えられることが多いのでこちらではよく咲いています。それと、誤って食べることがないように怖いイメージで伝えられることが多いのです。
お花は毒がないので手にとっても大丈夫ですよ!
いつか見てくださいね!
返信する

コメントを投稿