今出川大宮のF先生にレッスンを受けました。
カルリの2つのデュオからデュオ1。
先日の伊藤公一フルートセミナーを受けて、「音色」が課題とわかりました。
「もっと自分の音を聴いて、深堀りする。どんな音が出ているのか?よく考えること。音が出て、指が回っているでOKにしないこと。」
「一生探求するのは楽しいよ。」
出町大橋の前の交差点。
空の向こうは果てしない。
出町の柳も私よりずっと長い間立っています。
まだまだ探求しないと。
クラウディオ モンテヴェルディ(1567-1643年)イタリア クレモナ生まれ、ヴェネツィア共和国ヴェネツィア没
「ウリッセの帰還」は、1639-1640年に初演されたモンテヴェルディの歌劇です。
プロローグと、5幕からなります。
ウリッセというのは、オデッセイのイタリア語読みです。
1641年発行された台本の表紙
オデッセウスはギリシャの英雄でイタカ島の王。
オデッセウスの頭部
トロイア戦争で木馬の戦略でギリシャ軍を勝利に導きました。
その後、長い間苦難して旅を続け故郷に帰ります。
その探求と苦難の旅のことを「オデッセウスのオデッセイア」と表すこともあります。
ホメロスがその旅を「オデッセイア」として書きます。
ロートスという実がなる島に行き、食べると快楽の中で望郷の念も忘れてしまう部下も出る中、無理矢理出港します。
1つ目の巨人キュクロープスの島に立ち寄ったり、風の神のアイオロスの島、魔女キルケーに会い、セイレーンに海底に誘われ、冥界にまで行き様々な冒険の果てに帰還します。
ここからのお話しが「ウリッセ(オデッセウス)の帰還」です。
船をネプチューン海神により石に変えられ、イタケーの海岸に打ち上げられたウリッセ。
助けられて、乞食に変装して宮殿に帰ります。
イタケーの宮殿ではウリッセの妻ペネロペが3人の求婚者に迫られています。
全く受付けないペネロペ。
しかし諦めない求婚者たちにタスクを課します。
ウリッセの残した大弓を弾けたものと結婚すると言います。
求婚者たちは次々に弓を引こうとしますが、ことごとく失敗。最後に乞食に扮したウリッセが弓を引き、成功します。
そして3人の婚約者を射殺します。
3人の婚約者を殺すオデッセウス
ウリッセだと信じられないペネロペは、彼を拒絶しますが、2人だけが知っているベッドのリネンの模様のパターンを聞いて、ようやく「私の太陽、長い間ため息をつきました!私の光!」と熱狂的に再会の喜びを歌います。
ダイジェスト版オペラ「ウリッセの帰還」
すごいですね。おもしろそう。
ベルリオーズの「トロイアの人々」以前書いたはずなのに無い…間違って消した記事の中の一本でした😭
また、気力がでたら書こうかな。
いいオペラですよね。こう円安ではますます遠のきそうです。
おもしろいですね。
私もギリシャ神話大好きです。
ベルリオーズのオペラに"トロイアの人々"というのがあり、ニューヨークに行った時にメトロポリタン歌劇場で見ました。とても素晴らしい演出で、いいオペラなのに、日本(関西のことですが)では公演がありません。