おすすめ度 ☆☆☆★
タイ映画 PG12
ウォン・カーウァイがプロデュースを手がけた。2021年サンダンス映画祭のワールドシネマドラマティック部門で審査員特別賞を受賞。
タイのバズ・プーンピリヤ監督が、余命宣告を受けた男と親友の旅を描いた人間ドラマ。
ニューヨークでバーを経営するタイ出身のボスは、バンコクで暮らす友人ウードから数年ぶりに電話を受ける。
ウードは白血病で余命宣告を受けており、ボスに最後の願いを聞いて欲しいと話す。
バンコクへ駆けつけたボスが頼まれたのは、ウードが元恋人たちを訪ねる旅の運転手だった。
かくして、華麗な音楽に乗せた元カノ訪問の旅。
だが、後半はがらりと変わって、ボス目線。
ボスとウードの彼女をめぐってのさや当て合戦。
ウードが死んでボスの手に。
ニューヨークとタイの美しい風景と音楽は心地よい。