ひろの映画見たまま

映画にワクワク

茶々 天涯の貴妃

2008-01-14 19:34:16 | 映画
あの戦国時代を生き抜いた、武将の娘たち。

それぞれ、政略的な結婚をし、一面華やかに見えるがその実

男たちの、欲望の餌食に。

男の子を孕むことのによってのみ自らの天生を全うできる。

あの天下人豊臣秀吉の子を産み、女人として天下をとった茶々姫の物語である。

絢爛豪華な衣装の数々。きれいな美女たちに着こなされた衣装は

豊太閤の権力の象徴であるが、

戦国時代ゆえ、今日の友は明日の敵。

秀吉の部下であった徳川に攻め込まれることになる。

波乱万丈の一生は、きらびやかさとドラマを見せてくれる。

だが、この映画は、魂がない。上面だけの話で終わっている。

映画初主演の和央ようかが、茶々に扮し、そのきれいどころを見せている。

宝塚の男役だけにりりしい姿を見せる。

いっそ、合戦シーンも見たいものだった。

まあ、大奥の一部を垣間見られるのが特典か。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする