ひろの映画見たまま

映画にワクワク

北辰斜めにさすところ

2008-01-28 19:52:30 | 映画
時間を間違えて早く行ったために観る羽目になったこの映画。

題名にしてからが、意味が分からない。

なんと、旧制高等学校の校歌の一節だ。

旧制五高(鹿児島)と旧制七高(熊本)の

廃校になって50年目の記念野球大会をテーマにした映画だ。

そう、昭和25年に、新制中学、高校になり、なくなってしまった

高校を懐かしもうという映画だ。

したがって、登場するのは、70代後半の爺ばかりだ。

役者も芸達者を揃えた。そうそうたるメンバーだが。

若い人にはなじみがない。

彼らの若いころと、現代の孫たちを演じるのは、無名の新人。

学校が、熊本と鹿児島だけに、九州が舞台で。

方言もひどい。(映画ではよくわかるが)

そして、なつかしむ昭和10年代のばんから達の騒動は

当時の青年たちをくすぐるだろう。

丁寧にとられてはいるが、結局じい様達の懐古趣味満載の映画だ。

若者には辛い映画だ。

ただ、当時のばんから達の行動をどう見るのかな?

コメント (1)
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