ひろの映画見たまま

映画にワクワク

いのちの食べ方

2008-01-03 11:25:06 | 映画
食の生産現場の記録映画である。

途中一切のナレーションもない。

人物の会話の出てくるシーンもあるが、字幕がないので意味はわからない。

しかし、圧倒的な迫力でこちらに迫ってくる。

ただ、ひたすら食の生産現場を写すだけだ。

食には、動物、植物などがあるが、それらを交互に

中には、働く人たちの食べる姿が写される.

大量生産されるこれらの食材は、ただひたすら

効率化を求めて、機械化されている。

一番驚かされたのは、牛や豚の腹裂き機である。

足を天井(機械)に吊るされた状態で、しっかりと

やわらかい、個体を固定し、歯を当てて縦に切っていく。

こうすると、個体は真っ二つになるが、背はつながっている。

牛の場合はさすが、大きいだけに電動のこぎりを持った男の人が

ざっくりと切っていく。

こうすることによって、内臓を一気に切り離され

水洗いすることによって、

血のないきれいな肉の塊となる(もちろん血抜きは先にする)

広大な農地は大きなトラックターで一気に耕作される。

しかし、野菜、果物の収穫だけは人間の手で実施され、

これは結構な労働だ。

このように、動物(魚も含まれる)、植物、そして人間

交互に映し出され飽きることはない。

2時間を飽きさせない。

貴重なフイルムだ。

コメント
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