ひろの映画見たまま

映画にワクワク

武士の家計簿

2010-12-07 14:53:43 | 日本映画
時代劇でありながら、家計簿という裏方に光を当てた物語。

ちょっとひねった時代劇として、目新しい。

加賀藩の算用掛、今でいえば経理担当。

武士に比べ地位は低いが、それなりに重用された。

その担当が、村人の訴えに基づき米の出し入れの不正を見つける。

いったんは、もみ消されるが、取り調べで見つかり、光が当たる。

この辺までは、テンポもよく、面白い出来だ。

その後、結婚し、先代の借金のせいで、

つましい生活を送ることになり、

そろばん侍の活躍だ。

一方で、子供の教育問題にまで発展。

ちょっと、話が小さくなる。

その子供が成人し、明治の時代の算用係として成功。

その男の視点から物語が進む。

俳優陣が揃って、森田監督の腕もあり、そつのない作品に仕上がっている。
コメント (3)
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