時代劇でありながら、家計簿という裏方に光を当てた物語。
ちょっとひねった時代劇として、目新しい。
加賀藩の算用掛、今でいえば経理担当。
武士に比べ地位は低いが、それなりに重用された。
その担当が、村人の訴えに基づき米の出し入れの不正を見つける。
いったんは、もみ消されるが、取り調べで見つかり、光が当たる。
この辺までは、テンポもよく、面白い出来だ。
その後、結婚し、先代の借金のせいで、
つましい生活を送ることになり、
そろばん侍の活躍だ。
一方で、子供の教育問題にまで発展。
ちょっと、話が小さくなる。
その子供が成人し、明治の時代の算用係として成功。
その男の視点から物語が進む。
俳優陣が揃って、森田監督の腕もあり、そつのない作品に仕上がっている。
ちょっとひねった時代劇として、目新しい。
加賀藩の算用掛、今でいえば経理担当。
武士に比べ地位は低いが、それなりに重用された。
その担当が、村人の訴えに基づき米の出し入れの不正を見つける。
いったんは、もみ消されるが、取り調べで見つかり、光が当たる。
この辺までは、テンポもよく、面白い出来だ。
その後、結婚し、先代の借金のせいで、
つましい生活を送ることになり、
そろばん侍の活躍だ。
一方で、子供の教育問題にまで発展。
ちょっと、話が小さくなる。
その子供が成人し、明治の時代の算用係として成功。
その男の視点から物語が進む。
俳優陣が揃って、森田監督の腕もあり、そつのない作品に仕上がっている。