「タイピスト」、タイプ世界選手権に挑むタイピストのラブロマンス！

おススメ度　☆☆☆
　　ラブロマンス好き　☆☆☆☆

1950年代フランス、社長の部屋にオードリーヘップバーンやマリリンモンロウの写真が。

そんな時代を、丁寧に描きあげた映画。ファッション、街角、音楽、これらが物語の背景としてきれいに色づいています。

田舎から、パリに出てきたおてんば娘。

一本指打法のタイプで、見事秘書に合格。

だが、1週間後、タイプ大会で優勝するという条件を付けられます。

でも、社長、実はお気に入りで、それから猛特訓。

タイプ打ちがスポ根に変身。

社長は、初恋の人がいたが、友人に取られてしまい、ちょっとかわいそう。

で、田舎出の彼女を親戚の前で婚約者と発表。

ただ、タイプの特訓があるので、なかなか進展しない。

タイプの早打ちも実は神経戦。

それゆえ、社長の応援が必要なのだ。

悩むタイピスト。

そしていよいよ、サンフランシスコでの国際大会に出場。

それまでの、タイプの特訓と、感情の変化、それは社長との愛の駆け引きだった。

タイピストに扮するデボラフランソワが実にキュートで、物語に花を添える。