おすすめ度 ☆☆☆
とある地方都市を舞台に、他所からやって来て地元の土地を外国人に売っているとして地元民に毛嫌いされている不動産ブローカーの父と、東京の大学に進学させたい父の意向に反し地元での就職を望む娘の葛藤。娘を志田彩良が好演。
小生も、田んぼを不動産屋に売った経験があるが、地元民との軋轢があった。
この映画のもう一つのテーマは、村長。村長の時は土地を売らないと言っていたのに、村長を落選し、妻が認知症になり、お金に困って土地を手放すことに。
絵本「幼なじみのバッキー」で岡本太郎現代芸術賞に入選し、現代美術のフィールドでも活躍する澤田サンダー監督の商業映画デビュー作。
何か新しいことを、ということで、全編白黒、アテレコ。
まあ意欲は買うが、特別の感慨はない。