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「アイダよ、何処へ?」、スレブレニツァの虐殺がテーマ!

2022-04-28 19:42:27 | ヨーロッパ映画

おすすめ度 ☆☆☆☆

PG12

ボスニア・ヘルツェゴビナ・オーストリア・ルーマニア・オランダ・ドイツ・ポーランド・フランス・ノルウェー合作

「サラエボの花」でベルリン国際映画祭金熊賞を受賞したヤスミラ・ジュバニッチ監督が、1995年、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争の中で起きた大量虐殺事件「スレブレニツァの虐殺」の全貌と、その中で家族を守ろうとした一人の女性アイダの姿を描いたヒューマンドラマ。

ちょっと、この歴史を知らないと、この映画の本質を見失う。

だが、この背景のボスニア・ヘルツェゴビナは複雑。

要は、三つの民族のせめぎあい。

そこに、国連が噛んでいるからややこしい。

映画は、国連の通訳として働く女性に焦点が。

国連が保護している周りに、あぶれた難民たち。

アイダは、外にいる自らの家族を中に入れ助けようとするが、断られ、虐殺の対象に。

アイダを演じるヤスナ・ジュリチッチの目力が素晴らしい。

 

コメント
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