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「blank13」、金にだらしのない父の失踪とその後!

2018-12-02 17:40:24 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆★

斎藤工監督作品を見たい人 ☆☆☆

Blank13は、失踪して13年後という意味だとか。

俳優の斎藤工が「齊藤工」名義でメガホンを取った長編監督デビュー作。

金にだらしなく失踪した父(リリーフランキー)ががんで入院、そして死去。

前半は、麻雀暮らしで、家庭を顧みないだらしのない父。

13年後、病院にいても、母も兄も見舞いに行かない。

ところが、死して、葬儀の場で、参列者から、お金を貸してくれたとかいい話ばかり。

参列した兄弟(斎藤工と高橋一生)はあきれるばかり。

かなりシリアスだが、後半はコメディ。

達者な役者が参加しているので、それなりに面白い。

ただ、映画として、盛り上がるものではなく、しみじみと広がる映画だ。

野球好きのシーンが多い。

 

第20回上海国際映画祭アジア新人賞部門

  • 最優秀監督賞(齊藤工)

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