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NHK山田洋次が選んだ日本映画100選 喜劇編 夏目雅子の「時代屋の女房」

2012-05-31 15:41:02 | 日本映画
1983年作品

監督の森崎東は、山田洋次より年輩だが、後から入ったので、山田の助監をしていた。

この映画、村松友視の直木賞受賞作の映画化。

東京下町の「時代屋」と名乗る古道具屋に、猫とともにフラットやってきた女が住みつき、また、ふらっと出ていくという話。

時代屋の主人は、35歳独身で、近くの喫茶店や飲み屋に出入りし、そこの客たちとお付き合いしている。

で、1980年代の下町の人情話とでもいおうか。

まあ、この映画の目玉は、夏目雅子、「鬼龍院花子の生涯」で脚光を浴びた翌年の作品。そして2年後に亡くなっている。

当時日活ロマンポルノ全盛期で、この映画にもちょっと片鱗がある。

女の素性を聞かない、でも去られるとさみしい、男の遊び心をくすぐられる作品だ。(ネタバレ)
















ラスト、再び日傘をさして、ヤカンを持って現れた夏目雅子、その美しさにふたたびうっとり。


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