ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「小川町セレナーデ」、おかまバーをめぐる悲喜こもごも

2015-05-17 19:50:18 | 日本映画
おすすめ度 ☆☆☆

川崎市のご当地映画だが、あまりご当地くさくない。もっとも東京の下町的な存在だけに都会の下町って感じ。

ひょんなことからおかまの子供を授かり、一人でスナックを経営して育てている母親。

娘は、スナックの名前に自分の名前を付けられて嫌気がさし、東京へ出るが、男に恵まれず帰郷。

そんなおり、店の取り立てに男が現れ、店の経営が思わしくないことがわかる。

娘は、近くのおかまバーがはやっているのを耳にし、偽おかまバーを企画。

本当のおかま(実は娘の父親)におかま道を教えてもらう。

娘の母親、おかまの父親、偽おかまで店を盛り立てる娘。

3人三様、それに店の常連をはじめ、近所の人たち。

低予算で繰り広げられる人情物語。

しっかりした演技陣に助けられ、しみじみとしたコメディに仕上がっている。

監督は、これが初めての作品だが、新藤兼人賞を受賞。

母の須藤理彩、おかまの父を演じる安田顕、娘の藤本泉それぞれ好演。

スナック小夜子。この建物を探すのに苦労したらしい。古家を改装して使用。

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