おすすめ度 ☆☆☆
ウクライナ映画
ロシアによるウクライナ侵攻の時宜を得て公開。同時公開の「アトランティス」(監督が一緒)を一緒に見たほうが良いらしい。
クリミア侵攻が始まった2014年。従軍医師のセルヒーは、東部戦線で人民共和国軍の捕虜となり、悪夢のような非人道的行為を経験する。やがて首都キーウに帰還したセルヒーが、失われた日常を取り戻そうと苦闘する姿を、娘ポリーナとの触れ合いを軸に見つめる。戦争と平和、生と死、肉体と魂、そして贖罪。深遠なる多義性に富んだ本作には、ヴァシャノヴィチ監督の並外れた才気が凝縮されている。
ワンシーンワンカットの長回しなど象徴的な作りのため、やや分かり難い。
戦争当事国の監督作品だけに、印象は深い。
捕虜になり拷問を受けていたのが、妻の再婚相手だったのか?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます