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おすすめ度 ☆☆☆☆
愛の映画好き ☆☆☆☆★
NHK BS プレミアム 鑑賞 1955年製作 PG12
旧約聖書のカインとアベルの物語を下敷きにしたジョン・スタインベックの同名小説を、「欲望という名の電車」「波止場」の名匠エリア・カザン監督が映画化した青春ドラマ。
1917年、カリフォルニア州の小都市サリナス。農場を経営するアダム・トラスク(レイモンド・マッシー)には、双児の息子があった。兄のアーロン(リチャード・ダヴァロス)は真面目な青年で、アブラ(ジュリー・ハリス)という美しい娘と恋仲。弟のキャル(ジェームズ・ディーン)は兄とちがって何かかたくななところがあり、家族から嫌われていた。
父からは母親は死んだと聞かされていたが、キャルは近くのモンタリー郊外で酒場を経営しているケートが、実の母にちがいないと思っていた。そして自分は水商売のふしだらな母の血をついでいるから不良なのだと信じこんでいた。
キャルは母に会い、お金を借りる。その金で豆を買い占め利益を上げる。
第一次世界大戦で、参戦したことが当時のトピックスだった。
アーロンの愛に疑問を抱くアブラは、キャルに心を寄せるようになる。
堅物の兄と不良の弟。
弟の悩みが中心に描かれるが、ラストは、父に許しを得、アブラと仲良くなるという逆転劇。
ジェームスディーンの弟役が、絶妙の演技というか、素というか、抜け出ている。
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