ひろの映画見たまま

映画にワクワク

その名にちなんで

2008-01-07 19:55:27 | 映画
インド人で、コロンビア大学で映画を教えているママさん監督ナイールの映画である。

アメリカに留学し、インドで見合い結婚をした青年の40年にわたる物語である。

青年だけに光が当たるのでなく、その家族(妻、息子、娘それぞれの交際相手)が主人公だ。

アメリカに住むインド人の社会が垣間見られる。

青年夫婦は、インドの因習に囚われ、アメリカでもインド人社会で主として生きる。

それに対し、息子は、奔放で白人の女性と付き合う。

しかし、青年(父)の死によって、自分のアイデンティティを取り戻そうとする。

民族の違い、ふるさとを巻き込んで、家族の絆とコミュニケーション。

新しい自由の社会、いろいろと考えさせられる映画だ。

カルカッタとニューヨーク二つの都市が背景で

その風景の美しさ、ごった返した町並み、それぞれの良さをうかがわせる。



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ナショナルトレジャー2 リンカーン暗殺者の日記

2008-01-05 11:14:31 | 映画
今回は、発見された紙切れにトレジャーハンター、ゲイツの先祖が

リンカーン暗殺にかかわっていたという、記述が?

そこでこの謎に挑み始めた。

最初は、この謎の解決物語かと、ちょっと複雑でよくわからぬまま

つまらないと思いながら見ていくと、

途中からがぜん冒険物語に。

バッキンガム宮殿に忍び込むというとてつもないアクション。

それが今度は、ホワイトハウスのアメリカ大統領の執務室へ。

そして逃げるときは、まったくプロ顔負けのカーチェイス。

こんな犯罪をして大丈夫なの?これは映画ですからね。

さらに、アメリカ大統領誘拐というとてつもないアイデア。

一方では、謎ときも、今度はゲイツの母親まで動員して、文字を解読する。

そしてなぜか大統領が暗号を教えるというほら話。

おかげで、大統領の顔で有名なラシュモア山にたどりつき

その地下に隠された黄金の町に行きつく。

そこでは、作られた悪役を交えてのアドベンチャー。

まあ、冒険アドベンチャーとして楽しむ分には、正月気分だ。

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いのちの食べ方

2008-01-03 11:25:06 | 映画
食の生産現場の記録映画である。

途中一切のナレーションもない。

人物の会話の出てくるシーンもあるが、字幕がないので意味はわからない。

しかし、圧倒的な迫力でこちらに迫ってくる。

ただ、ひたすら食の生産現場を写すだけだ。

食には、動物、植物などがあるが、それらを交互に

中には、働く人たちの食べる姿が写される.

大量生産されるこれらの食材は、ただひたすら

効率化を求めて、機械化されている。

一番驚かされたのは、牛や豚の腹裂き機である。

足を天井(機械)に吊るされた状態で、しっかりと

やわらかい、個体を固定し、歯を当てて縦に切っていく。

こうすると、個体は真っ二つになるが、背はつながっている。

牛の場合はさすが、大きいだけに電動のこぎりを持った男の人が

ざっくりと切っていく。

こうすることによって、内臓を一気に切り離され

水洗いすることによって、

血のないきれいな肉の塊となる(もちろん血抜きは先にする)

広大な農地は大きなトラックターで一気に耕作される。

しかし、野菜、果物の収穫だけは人間の手で実施され、

これは結構な労働だ。

このように、動物(魚も含まれる)、植物、そして人間

交互に映し出され飽きることはない。

2時間を飽きさせない。

貴重なフイルムだ。

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アイアムレジェンド

2008-01-01 16:51:38 | 映画
世界中が、狂犬病の4倍も強いウィルスに犯され、

人々を食い荒らし、ニューヨークには人一人いない

そんな中、一人の男がいた(彼には免疫がある)。犬を連れて、

港で、ラジオを通じ生存者に呼びかける。

彼は、ウィルスの研究者で、流行の病の抗体を研究している。

そこには、凶暴なマウスが飼われており、抗体の実験中だ。

未だ抗体は見つかっていない。

彼は毎日、街中を探検する。

病者は、紫外線に弱いので、昼間外では大丈夫だ。

しかし、犬が先導した地下にはいた。

それはまさにゾンビ。

そう、この映画はゾンビ映画なのだ。

ひとりで戦うのは、黒人男性。

孤独との戦いもある。

スリルとサスペンスとアクション。

たった一人の登場人物で2時間も持たされる。

生存中の避難の様子がフラッシュバックで描写される。

壮大な橋の爆破が描かれる。

そして結末は、実験が成功することだけをお伝えしておこう。

ちょっと変わった趣向が面白い。

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