ひろの映画見たまま

映画にワクワク

映画「アメリア 永遠の翼」

2010-12-09 19:12:16 | アメリカ映画
海のかなたの話なので、日本ではほとんど知られていないが、

アメリアは、実在の人物で、はじめて女子単独大西洋横断飛行をした女性だ。

映画の所々で、実際の映像が差し込まれている。

で、アメリアに扮するヒラリースワンクスが、実によく似せてあり、

その飛行機への憧れを、体現している。

一方、彼女の理解者でもあり、夫でもある人物を

リチャードギアが演じ、好演している。

飛行機が主題なので、特に当時の飛行機は低空飛行なので

景色がパノラマされ、まるで旅行している気分。

だが、一方で、事故との隣りあわせ、一瞬ひやりとする場面がたびたび。

恋と冒険の女性像を、恋愛話も織り交ぜ、楽しく見せてくれる。

ただ、結末は???
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武士の家計簿

2010-12-07 14:53:43 | 日本映画
時代劇でありながら、家計簿という裏方に光を当てた物語。

ちょっとひねった時代劇として、目新しい。

加賀藩の算用掛、今でいえば経理担当。

武士に比べ地位は低いが、それなりに重用された。

その担当が、村人の訴えに基づき米の出し入れの不正を見つける。

いったんは、もみ消されるが、取り調べで見つかり、光が当たる。

この辺までは、テンポもよく、面白い出来だ。

その後、結婚し、先代の借金のせいで、

つましい生活を送ることになり、

そろばん侍の活躍だ。

一方で、子供の教育問題にまで発展。

ちょっと、話が小さくなる。

その子供が成人し、明治の時代の算用係として成功。

その男の視点から物語が進む。

俳優陣が揃って、森田監督の腕もあり、そつのない作品に仕上がっている。
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抱擁のかけら

2010-12-04 17:53:34 | 映画
ペドロ・アルモドバル監督のスペイン映画。

映画界を舞台にした、愛憎の絡み合ったドラマだ。

事件の起こった当時と、14年後の舞台とが、交叉して描かれ、

事件の謎が明かされていく。

そして、素晴らしい抱擁の映画。

映画監督と主演女優。

だが、監督にも前に愛した女がいた。

女優には、一緒に住んでいる金持ちの男がいた。

絡まる三角、四角関係にそれぞれの息子が絡む。

ペネロペクルスが、絶妙な美女を演じる。

その貫禄は、ゆるがない。

事故で、最愛の恋人を失い、自らも失明した監督。

思い出だけでなく、昔の映画を編集しなおすことで、

再出発する。
コメント (2)
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