季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「菜の花」

2018-02-03 05:26:37 | 暮らし
名言名句(140)

「自ら労して自ら食うは、人生独立の本源なり」『福沢 諭吉』


自分で働いて自分で食べて行くことは、一人の人間が、

この人生で独立して行く根本ののことである、という

意味で、労働することの大切さ、労働によって得られる

人間の自立心を述べています。人が動物と区別できる

唯一の証は、人が働くとによって米飯の糧を得ること

にあります。自ら汗して労働に従事することで、妻子

を養い、家庭を守っていくことに、人間が他の動物と

峻別される根拠があるのです。「働かざるものは食う

べからず」とは、ひところよく言われた言葉ですが、

労働を拒否しようとする怠けものを戒めしめるこの

言葉に、人間が人間として生きて行くための労働の

重要さがこめられています。


歳時記

節分

立春の前の日2月3日。本来、節分というのは立春・立夏

・立秋・立冬の前の日のことを指します。旧暦では立春

の頃が一年の始めとされ、最も重要視されていましたので、

節分といえば、一般的に立春の前の日を示すようになり

ました。立春を新年とすると、節分は大晦日にあたりま

す。そのため、現在でも節分のことを「年越し」という

地方もあります。

※旧暦の元日は立春の頃で、立春の日とは限りません。

節分に行われる豆まきは、宮中行事の追儺(ついな)と

寺社が邪気を祓うために節分に行っていた豆打ちの儀式

が合わさったものといわれています。

※豆まきの時「鬼は外。福は内」と唱えますが、

浅草寺では、観音様の前に鬼はいないということから

「千秋万歳福は内(せんしゅうばんざいふくはうち)」

といいます。他にも「鬼は外」と唱えない寺・神社・

地域があります。

===============================

2月から咲く花「菜の花」

開花時期は、 2/ 1 ~ 5/ 5頃。
・一面黄色に群生しているさまが
 すばらしい。

・”野菜(菜っ葉)の花”
 という意味から
 「菜の花」になった。
 おひたしや和え物(あえもの)
 として食べられる。

・「菜の花」は、
 春によく見かける
 黄色い花の総称として
 使われるが、
 ふつう見かけるのは
 「西洋油菜
  (せいようあぶらな)」
 なので
 「西洋油菜」のことを
 「菜の花」と呼ぶことが多い。

・蜜(みつ)を作る原料として、
 養蜂業者の人たちは
 九州などの暖地から
 花期に従ってしだいに北上して
 その花蜜を集めるらしい。

・3月の「桃の節句」では、
 桃の花とともに
 一緒に飾られることがある。


・菜の花の別名。
  「花菜」(はなな)
  「菜花」(なばな)
  「菜種」(なたね)
   菜の花が咲く頃に
   降り続く雨を
  ”菜種梅雨(なたねづゆ)”
   という。

・昔は、種子から
 菜種油(なたねあぶら)をとる、
 「油菜(あぶらな)」のことを
 菜の花と呼んだ。
 「油菜(あぶらな)」
   40%が油分。
   昔は灯火、食用油、
   潤滑油などに使われ、
   搾りかすは肥料に使われた。
   今は、ほとんど見かけない。


・3月7日の
 誕生花(菜の花)
・花言葉は
 「豊かさ、財産」(菜の花)
・千葉県の県花(菜の花)


・「菜の花や
  月は東に 日は西に」
   与謝蕪村(よさぶそん)


・東京周辺の見どころ

 <房総フラワーライン>
   春先の房総半島の先端近く。
   花の即売所も多数。
   花見頃1月~3月下旬。
   千葉県南房総市千倉、等。
   最寄駅
    JR内房線千倉駅、等

(季節の花300より)





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする