季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

「御柳梅 (ぎょりゅうばい)」

2018-02-19 04:24:57 | 暮らし
名言名句(156)

「一つあれば事足る鍋の米とぐ」『山頭火』

物の有り余った現代、物を粗末にする向きには、ちょっぴり

辛子のきいた俳句です。

用向きの違ったいろんな鍋は必要ではないのです。一つあれば、

飯を炊けるし、菜を煮ることもできるというのです。物を大切

にする心、欲のない美しい心がほのぼのと伝わってきます。

種田山頭火(1882-1940)放浪俳人として、近年急激に脚光を

浴び始めましたがが、その自由律俳句には人の心を打つ句が少

なくありません。俳句をよく知らない人でも、なぜか、山頭火

の俳句はよくわかるというのです。フアンの数も少なくありま

せん。

歳時記

雨水


2月19日。および啓蟄までの期間。

太陽黄径330度、立春から数えて15日目ごろ。

空から降るものが雪から雨に変わり、氷が溶けて水になる、

という意味。草木が芽生える頃で、昔から、農耕の準備を

始める目安とされてきました。

春一番が吹くのもこの頃です。

しかし、本格的な春の訪れにはまだ遠く、大雪が降ったり

もします。三寒四温を繰り返しながら、春に向かっていき

ます。

地方によっても違うようですが、この日に雛人形を飾ると

良縁に恵まれるといわれています。

=============================

2月に咲いている花「御柳梅 (ぎょりゅうばい)」

オセアニア、マレー半島原産。
・庭に植えられているのを
 よく見かける。
・冬から春にかけて、
 赤や、ピンク、白色の小花が
 枝に沿ってたくさん咲く。

・英名
 「ティーツリー」。
   ニュージーランドに
   移住した人たちが、
   お茶の葉のかわりに
   御柳梅の葉を
   利用したことから。

(季節の花300より)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする