名言名句(150)
「智者の敵とはなるとも愚者の友とはなるべからず」『曽我物語』
たとえ賢い人間を敵にまわすとしても、愚かな人間を友
として選ぶべきではない、の意味ですが、逆に、愚かな
人間の友人となるくらいなら、賢い人間を敵に回した方
が賢明である、の意味ともなります。
いわゆる馬鹿な者の仲間になるな、との戒めの言葉なの
です。「まったく、アタマにきたよ」と、ある青年が
プリプリ怒っていました。わけを聞くと、こういうこと
です。青年は、その春、商社のサラリーマンとしての第
一歩を踏み出したばかりですが、「人と付き合うには、
自分よりも、年齢は上、地位も上の人間と付き合う様に
心掛けることだな」と、酒席である先輩社員に言われた
というのです。「若さがなくなっちまうよ、そんな功利
的な気持ちで毎日を暮らしたら・・・」思い出すだけで
原が立つ、と言った口振りでした。
===========================
2月から咲く花「沈丁花 (じんちょうげ)」
開花時期は、 2/25頃 ~ 3/末頃。
春の開花ラッシュの
始まりを告げる花。
(と、私は思っています)
・中国原産。室町時代に渡来した。
・花芽は、前年の秋にはできているが
実際に咲き出すまでに寒い中、
3ヶ月以上を花芽のまま過ごす。
外側はピンクで内側は白い。
外側、内側ともに白い種類もある。
・香りは「沈香(じんこう)」
という香りに似ており、
葉の形が
丁子(ちょうじ)という
植物に似ているところから、
”沈丁花”になった。
遠くにいても匂ってくる。
秋の金木犀と同じぐらい香る。
・枝の繊維は紙の原料にもなる。
・「ちんちょうげ」と呼ぶ人もいる。
・漢名は「瑞香(ずいこう)」。
・3月23日の誕生花
・花言葉は「優しさ、おとなしさ」
・「沈丁花
いまだは咲かぬ 葉がくれの
くれなゐ蕾(つぼみ)
匂ひこぼるる」
若山牧水
「沈丁花
みだれて咲ける 森にゆき
わが恋人は
死になむといふ」
若山牧水
(季節の花300より)
「智者の敵とはなるとも愚者の友とはなるべからず」『曽我物語』
たとえ賢い人間を敵にまわすとしても、愚かな人間を友
として選ぶべきではない、の意味ですが、逆に、愚かな
人間の友人となるくらいなら、賢い人間を敵に回した方
が賢明である、の意味ともなります。
いわゆる馬鹿な者の仲間になるな、との戒めの言葉なの
です。「まったく、アタマにきたよ」と、ある青年が
プリプリ怒っていました。わけを聞くと、こういうこと
です。青年は、その春、商社のサラリーマンとしての第
一歩を踏み出したばかりですが、「人と付き合うには、
自分よりも、年齢は上、地位も上の人間と付き合う様に
心掛けることだな」と、酒席である先輩社員に言われた
というのです。「若さがなくなっちまうよ、そんな功利
的な気持ちで毎日を暮らしたら・・・」思い出すだけで
原が立つ、と言った口振りでした。
===========================
2月から咲く花「沈丁花 (じんちょうげ)」
開花時期は、 2/25頃 ~ 3/末頃。
春の開花ラッシュの
始まりを告げる花。
(と、私は思っています)
・中国原産。室町時代に渡来した。
・花芽は、前年の秋にはできているが
実際に咲き出すまでに寒い中、
3ヶ月以上を花芽のまま過ごす。
外側はピンクで内側は白い。
外側、内側ともに白い種類もある。
・香りは「沈香(じんこう)」
という香りに似ており、
葉の形が
丁子(ちょうじ)という
植物に似ているところから、
”沈丁花”になった。
遠くにいても匂ってくる。
秋の金木犀と同じぐらい香る。
・枝の繊維は紙の原料にもなる。
・「ちんちょうげ」と呼ぶ人もいる。
・漢名は「瑞香(ずいこう)」。
・3月23日の誕生花
・花言葉は「優しさ、おとなしさ」
・「沈丁花
いまだは咲かぬ 葉がくれの
くれなゐ蕾(つぼみ)
匂ひこぼるる」
若山牧水
「沈丁花
みだれて咲ける 森にゆき
わが恋人は
死になむといふ」
若山牧水
(季節の花300より)