名言名句(144)
「堪忍の袋を常に首に掛け破れたら縫え破れたら縫え」『中沢 道二』
堪忍袋をいつも首にぶらさげておいて、その袋が破れるたびに、
綻びを縫うとよい、という意味。誰にしても、堪忍袋は持って
います。ただし、その袋が大きいか小さいかの違いはありますが、
この袋を持っていることが、社会人として生活していける大事な
要素でしょう。この歌は、耐えがたいことがあったらそのたびに
堪忍袋を破る、と言った主体的な立場と、じっと我慢していても、
自然と堪忍袋が破れるといった受け身の立場との二通りに解釈
できます。いちいち腹を立てて堪忍袋を破っていては、堪忍袋
なるもの、そうそうもたないでしょう。ここは、後者で考える
ことにより、我慢の繰り返しに耐えていかなければなたない人間
の悲しさが伝わってきます。
========================
2月から咲く花「仏の座」
開花時期は、 2/ 5 ~ 5/末頃。
・半円形の葉が
茎を取り囲んでつくようすを
蓮華座(れんげざ)に
見立てた。
・春の七草のひとつの
”ほとけのざ”は
この花ではなく、
正しくはキク科の
「田平子」(たびらこ)
のことを指す。
・別名
「三界草」(さんがいぐさ)。
葉が段々になることから。
(季節の花300より)
「堪忍の袋を常に首に掛け破れたら縫え破れたら縫え」『中沢 道二』
堪忍袋をいつも首にぶらさげておいて、その袋が破れるたびに、
綻びを縫うとよい、という意味。誰にしても、堪忍袋は持って
います。ただし、その袋が大きいか小さいかの違いはありますが、
この袋を持っていることが、社会人として生活していける大事な
要素でしょう。この歌は、耐えがたいことがあったらそのたびに
堪忍袋を破る、と言った主体的な立場と、じっと我慢していても、
自然と堪忍袋が破れるといった受け身の立場との二通りに解釈
できます。いちいち腹を立てて堪忍袋を破っていては、堪忍袋
なるもの、そうそうもたないでしょう。ここは、後者で考える
ことにより、我慢の繰り返しに耐えていかなければなたない人間
の悲しさが伝わってきます。
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2月から咲く花「仏の座」
開花時期は、 2/ 5 ~ 5/末頃。
・半円形の葉が
茎を取り囲んでつくようすを
蓮華座(れんげざ)に
見立てた。
・春の七草のひとつの
”ほとけのざ”は
この花ではなく、
正しくはキク科の
「田平子」(たびらこ)
のことを指す。
・別名
「三界草」(さんがいぐさ)。
葉が段々になることから。
(季節の花300より)