季節の花と言葉の花束

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季節の花「仏の座」

2018-02-07 04:39:14 | 暮らし
名言名句(144)


「堪忍の袋を常に首に掛け破れたら縫え破れたら縫え」『中沢 道二』

堪忍袋をいつも首にぶらさげておいて、その袋が破れるたびに、

綻びを縫うとよい、という意味。誰にしても、堪忍袋は持って

います。ただし、その袋が大きいか小さいかの違いはありますが、

この袋を持っていることが、社会人として生活していける大事な

要素でしょう。この歌は、耐えがたいことがあったらそのたびに

堪忍袋を破る、と言った主体的な立場と、じっと我慢していても、

自然と堪忍袋が破れるといった受け身の立場との二通りに解釈

できます。いちいち腹を立てて堪忍袋を破っていては、堪忍袋

なるもの、そうそうもたないでしょう。ここは、後者で考える

ことにより、我慢の繰り返しに耐えていかなければなたない人間

の悲しさが伝わってきます。

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2月から咲く花「仏の座」

開花時期は、 2/ 5 ~ 5/末頃。
・半円形の葉が
 茎を取り囲んでつくようすを
 蓮華座(れんげざ)に
 見立てた。

・春の七草のひとつの
 ”ほとけのざ”は
 この花ではなく、
 正しくはキク科の
 「田平子」(たびらこ)
 のことを指す。

・別名
 「三界草」(さんがいぐさ)。
   葉が段々になることから。

(季節の花300より)



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