季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「蕗(ふき)」

2018-02-05 05:00:28 | 暮らし
名言名句(142)

「背水の陣」『史記』

川を背にして陣をひくことで、退くことの不可能な立場で

戦うこと。失敗すると二度と立ち上がれない覚悟で事に

あたることを言います。この人生を生きて行く上での男の

世界の言葉といってもいいでしょう。漢の二年(前205)、

漢が楚に破れると、各国は楚につこうとしました。漢の王

である劉邦は、名将韓信に命じて、それらの国の討伐に向

かわせました。楚を破り、趙を攻めた時、韓信は、前方が

山、後方が水のある地形に陣をしきました。破れたら絶体

絶命、といった状態にしておいて、死力を尽くして趙の軍

と戦い、これを大いに打ち破って勝ったという故事により

ます。

================================

2月から咲く花「蕗(ふき)」

開花時期は、 2/ 5 ~ 3/末頃。
・「冬黄(ふゆき)」の略で、
 冬に黄色い花をつけることから。

・「蕗の薹(ふきのとう)」
 (花芽)は、
 天ぷらにするとおいしい。
 花が咲く前の
 柔らかいうちがベスト。
 (地面から出てきた直後
  ぐらいの状態のもの)。
 春の代表的な山菜。

・花が咲いてから、
 地下茎を通じてつながっている葉が
 大きく伸びて広がってくる。
   (花と葉が別々につく)。
 この”葉柄”(葉の茎の部分)が
 いわゆる 
 「フキ」として食用になる。
 市販されているものは
 ほとんどが「秋田フキ」と
 呼ばれる、
 葉柄2mほどの大型のもの。
 葉自体は円形。



・「苳」とも書く。
・秋田県の県花(蕗の薹)

・別名
 「蕗の姑」
  (ふきのしゅうとめ)


・「明日よりは
  春菜(わかな)採(つ)まむと
  標(し)めし野に
  昨日も今日(けふ)も
  雪は降りつつ」
   万葉集 山部赤人

 「蕗の薹
  おもひおもひの 夕汽笛」
   中村汀女

(季節の花300より)



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする