季節の花と言葉の花束

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季節の花「久留米躑躅(くるめつつじ)」

2018-05-03 04:49:37 | 暮らし
名言名句(228)

「美と醜が切り離されることなく存在する

この世界全体を受け入れる視点を」『柳 宗悦』


世の中には、うわべだけの美しさ、内面の美しさ、そして

美とは正反対の醜が存在します。うわべは美しくても内面

の醜い人、うわべは醜くても内面の美しい人、と実に様々

です。本当の美とは、内面から滲み出る美しさであり、醜

とは、内面の醜さです。美の追求、美の発展は、この二者

を切り離すことのない立場、すなわち、美と醜をあわせ呑

む姿勢が望まれます。そういう視点が民芸品を観察する場

合、欠かすことのできない大切なことだと言おう事です。

人間に接するときにも、この視点は大事です。善人とか紳

士、淑女はいいけれども、無頼漢のような風体をした人に

も、初めから悪印象で接することは一考を要します。どこ

かに、人間らしさを持っていることが少なくないからです。

両者をあわせ呑むことも、受け止める側の人間の幅を大きく

することでしょう。

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4月から咲いている花「久留米躑躅(くるめつつじ)」

開花時期は、 4/10 ~ 5/10頃。

・江戸時代19世紀半ばに、
 九州の久留米藩士が
 育成したものが、
 九州から京都・江戸へと広まった。
 大紫躑躅より花は小さい。
 また、皐月とは花がそっくりだが
 開花時期がちがうので区別できる。

 <開花時期>
  久留米躑躅
   4月中旬~5月上旬
  大紫躑躅
   4月下旬~5月上旬
  皐月
   5月中旬~6月中旬


・花の色が濃い赤のものを
 「霧島躑躅
  (きりしまつつじ)」、
 白、ピンク色のものを
 「久留米躑躅」と
 区分けすることもあるらしいが、
 ここではひとくくりで
 「久留米躑躅」で
 紹介させていただきました。
 (なかなかこまかい違いが
  わからないので・・・)



(季節の花300より)



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