名言名句(252)
「群盲(ぐんもう)象を撫(な)ず」『涅槃経(ねはんきょう)』
一つの机とひとつの椅子の存在は企業の歯車として重要ですが、
それのみで企業の全体を主張するものではなく、百なら百、
二百なら二百の机と椅子が集まって、はじめて企業としての顔
を持つことになります。一つの机と椅子を与えられるということ、
それは、その机の持つ仕事を誤りなくやり遂げよ、という企業の
暗黙の命令であり、それを間違いなく果たすことで、生活を保障
するための報酬が与えられると言えましょう。ひとつの机、一つ
の椅子は、企業の中の全体の机、椅子と相関連して、はじめて完
全性を主張できるのです。
釈迦入滅のときの説法を記した仏教経典である「涅槃経」に、次
のような話があります。ある王が、あるとき、盲人たちを集めて
象を触らせ、像とはどういうものかを答えさせました。キバに触れ
れた者は、大根のようですといい、耳に触れた者は、蓑のようです
と答えたのです。頭に触れた者は、石のようですといい、鼻に触れ
た者は、杵のようですと答え、脚に触れた者は、木の臼のようなも
のですといい、背に触れた者は、床のようですと答えるなど、それ
ぞれ主張することが違っていました。
==============================
4月から咲いている花「シラー」
開花時期は、 4/20 ~ 5/20頃。
・青紫色の花を八方に広げる。
・シラーにはいろいろ種類があり、
写真のものはペルビアナという。
(「大蔓穂(おおつるぼ)」
ともいう)。
いずれの種類も
乾燥した地面に適するらしい。
・「シラー」は、
「スキラ」「スキラー」
「スキルラ」とも読む。
(季節の花300より)
「群盲(ぐんもう)象を撫(な)ず」『涅槃経(ねはんきょう)』
一つの机とひとつの椅子の存在は企業の歯車として重要ですが、
それのみで企業の全体を主張するものではなく、百なら百、
二百なら二百の机と椅子が集まって、はじめて企業としての顔
を持つことになります。一つの机と椅子を与えられるということ、
それは、その机の持つ仕事を誤りなくやり遂げよ、という企業の
暗黙の命令であり、それを間違いなく果たすことで、生活を保障
するための報酬が与えられると言えましょう。ひとつの机、一つ
の椅子は、企業の中の全体の机、椅子と相関連して、はじめて完
全性を主張できるのです。
釈迦入滅のときの説法を記した仏教経典である「涅槃経」に、次
のような話があります。ある王が、あるとき、盲人たちを集めて
象を触らせ、像とはどういうものかを答えさせました。キバに触れ
れた者は、大根のようですといい、耳に触れた者は、蓑のようです
と答えたのです。頭に触れた者は、石のようですといい、鼻に触れ
た者は、杵のようですと答え、脚に触れた者は、木の臼のようなも
のですといい、背に触れた者は、床のようですと答えるなど、それ
ぞれ主張することが違っていました。
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4月から咲いている花「シラー」
開花時期は、 4/20 ~ 5/20頃。
・青紫色の花を八方に広げる。
・シラーにはいろいろ種類があり、
写真のものはペルビアナという。
(「大蔓穂(おおつるぼ)」
ともいう)。
いずれの種類も
乾燥した地面に適するらしい。
・「シラー」は、
「スキラ」「スキラー」
「スキルラ」とも読む。
(季節の花300より)