季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「浜梨 (はまなす)」

2018-05-27 04:02:56 | 暮らし
名言名句(262)

「その位に在らざれば、その政(まつりごと)を謀らず」『論語・泰伯篇』

その職分に無い者は、その職分に関わる政務の事について

あれこれ口出ししないほうがよい、という意味です。

この言葉について思い出されるのは、男の椅子です。男は、

組織の中で、おのれの能力次第で椅子が大きくなったり小さ

くなったりします。能力があれば、やがては、大きな椅子、

部長なり課長なり課長補佐の椅子に腰かけることが出来ます

が、サラーリマンの生涯を係長の椅子で終わる人もいれば、

日陰の存在として一係員の椅子で終える人もいます。不思議

なことは、外に出るとなんでもない人でも、大きな椅子に腰

かけると、その人が普段持っている印象よりもぐんと大きく

見える、ということで、反対に、大きく見える人でも、小さ

な椅子に腰かけると、それなりに小さく見えます。


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5月から咲く花「浜梨 (はまなす)」

開花時期は、 5/ 1 ~ 6/15頃。
・海岸近くに植えられる。
・葉や枝に
 こまかい「とげ」がいっぱいある。
・よい香りの花。

・夏に、ミニトマトのような形の
 だいだい色の実がなる。固い。
 食べられる。

・甘酸っぱい味の実を
 梨にたとえて、
 「浜の梨」の意で名づけられた
 「はまなし」が
 東北弁でなまって
 「はまなす」になった。

・アイヌの人々は
 魔よけのために戸口に立てて、
 実は食用、
 種子をイヨマンテの祭りに用いた。

・「浜茄子」とも書く。

・北海道の道花(浜梨)
 「♪ 知床の岬に~
    はまなすの咲く頃~」
     (知床旅情)


・「はまなすや
  今も沖には 未来あり」
   中村草田男



(季節の花300より)


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