名言名句(247)
「能ある鷹は爪をかくす」『北条氏直時代諺留』
本当に実力のある者は、ふだんから実力のあることをひけらかさない
ものだ、という意味です。「上手の鷹が爪かくす」とか「鼠とる猫は
爪かくす」とか、似たような諺もありますが、これとは逆の能なしの
場合は、「能なし犬は昼吠える」ということになります。犬が昼間吠
えるのは、なんとなく間が抜けていることから、このように言うので
す。ところで、会社の中では、常に管理者の目が光っています。怠け
ている部下を摘発するがかりではありません。能力のある物を埋もれ
させないため、引き立てるための目の光でもあるのです。実力のある
者ほど、実力のある事を外部にひけらかさないものです。そうした実
力のある者を見抜かないと、会社の損失につながる事にもなります。
部下の側から言うと、能力を見抜く力のない上司の下にいたら、ビジ
ネスマンとしての不幸でもあります。
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4月から咲いている花「紫蘭(しらん)」
開花時期は、 4/15 ~ 6/ 5頃。
・群生しているさまは見事。
・少し湿ったところに生える。
・紫色の蘭であることから、
この名になった。
・球茎は
「白及根(はくきゅうこん)」
といい、
止血、あかぎれ、
ひびに薬効がある。
・白花の品種もある。
(季節の花300より)