季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「臭木(くさき)」

2018-08-14 05:33:02 | 暮らし
名言名句(332)

「たつ鳥あとを濁さず」『西鶴織留(さいかくおりどめ)』

去り際はきれいに、ということで、職場での異動や退職で

現場を離れる時、よく用いられます。去って行ってしまう

者は、あとから人に見られるようなことがあっても、みっ

ともなくないようにきちんと整理して置くべきだ、の意味。

飛び立って行く鳥の潔さを、人間の行為の中にたとえてい

ます。梅が散ってそろそろ花だよりがきかれる頃になると、

あちこちの職場で落ち着かなくなる人がかなり現れます。

異動の内示があったり、その噂が流れたりして、その対象と

なる人たちは、仕事が手につかなくなるのです。栄転にしろ

左遷にしろ、また同一地位の配属換えにしろ、サラリーマン

にとって異動の二文字は、心に大小の動揺を来す文字である

ことには変わりありません。

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7月から咲いている花「臭木(くさき)」

開花時期は、 7/25 ~ 8/末頃。
・木や葉の薬品臭から
 臭木の名がついたが、  
 花自体はとっても甘い香り。

・実は瑠璃色でよく目立つ。
 秋に実る。
 鳥の好物らしく、
 鳥がよく来る木の実は
 すぐなくなってしまう。
 (青く丸いのは「タネ」らしい)

(季節の花300より)


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