季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「水引 (みずひき)」

2018-08-20 04:50:06 | 暮らし
名言名句(358)

「仏作って魂入れず」『毛吹草』

最も大切な点は何か、ことに当たって、まずその点を考える

ことは、仕事の上でしばしば出会うことです。問題点を持つ

ということでもあるのです。問題点は、事柄の魂といえるで

しょう。仏像を作っても、魂を入れるための法要をしない、

ということから、肝心な点をなおざりにする、の意味です。

仏像を完成しても、魂を入れないうちは、仏の形をした単な

る彫刻にしかすぎません。竜を描いて眼を入れたら、たちま

ちのうちに天に昇って行ったという中国の諺「画竜点睛」の

逆を言う言葉ですが、いうところは同じです。江戸時代の俳

諧である貞門の法式を説いた松江重頼の「毛吹草」(1638)

に「仏作りて眼(まなこ)を入れず」とあり、歌舞伎十八番

の中の助六六』に、「仏作って魂入れず」の科白(せりふ)

が出てきます。

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8月から咲く花「水引 (みずひき)」

開花時期は、 8/ 5 ~ 10/10頃。
・上から見ると赤く見え、
 下から見ると白く見える花を、
 紅白の水引に見立てた。
・日陰に生える。

・葉っぱは、
 変わった斑入り(ふいり)
 のものがある。
・「水引草(みずひきそう)」
 ともいう。

(季節の花300より)



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