名言名句(320)
「二つ折りの恋文が、花の番地を捜している」『ルナアル』
フランスの作家ジュウル・ルナアル(1864-1910)の『博物誌』
の中の「蝶」と題された一行詩。岸田国士の訳でこの一行詩に接
した少年時代、私は、胸の鼓動がいきなり高鳴るのを覚えました。
蝶を、これほどまでに夢のあるイメージで描いた詩を知らなかっ
たからです。蝶が花から花へとゆっくりと飛んでいる様子は、まさ
に二つに折った恋文が、花の番地を捜しているのにふさわしいです
ね。夢があり、平和があり、ロマンがあります。このような眼で昆
虫や鳥や花や木を眺める時、人は、醜い人間社会の争いや国家間の
戦争を忘れ去ることが出来ます。『博物誌』も中には、エスプリに
富んだルナアルの詩精神が随所に見られます。
===========================
7月から咲いている花「松葉牡丹(まつばぼたん)」
開花時期は、 7/ 1 ~ 10/25頃。
長い間咲き続ける。
・「松葉牡丹」の葉っぱは棒状で細い。
花が八重咲きが多いが一重もある。
「ポーチュラカ」の葉っぱは
幅が太い。花は一重咲き。
2つは、葉っぱの形状で区別できる。
双方とも、多様な色の品種がある。
「松葉牡丹」
「ポーチュラカ」ともに
よく似てるので、
同一ページにしました。
・「松葉牡丹」の名前は、
線形の葉を「松」に、
花を「牡丹」に
見立てたことから「松葉牡丹」に。
・「ポーチュラカ」の別名は
「花滑り莧
(はなすべりひゆ)」。
滑り莧、の改良種で、
花がきれいなところから。
(季節の花300より)
「二つ折りの恋文が、花の番地を捜している」『ルナアル』
フランスの作家ジュウル・ルナアル(1864-1910)の『博物誌』
の中の「蝶」と題された一行詩。岸田国士の訳でこの一行詩に接
した少年時代、私は、胸の鼓動がいきなり高鳴るのを覚えました。
蝶を、これほどまでに夢のあるイメージで描いた詩を知らなかっ
たからです。蝶が花から花へとゆっくりと飛んでいる様子は、まさ
に二つに折った恋文が、花の番地を捜しているのにふさわしいです
ね。夢があり、平和があり、ロマンがあります。このような眼で昆
虫や鳥や花や木を眺める時、人は、醜い人間社会の争いや国家間の
戦争を忘れ去ることが出来ます。『博物誌』も中には、エスプリに
富んだルナアルの詩精神が随所に見られます。
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7月から咲いている花「松葉牡丹(まつばぼたん)」
開花時期は、 7/ 1 ~ 10/25頃。
長い間咲き続ける。
・「松葉牡丹」の葉っぱは棒状で細い。
花が八重咲きが多いが一重もある。
「ポーチュラカ」の葉っぱは
幅が太い。花は一重咲き。
2つは、葉っぱの形状で区別できる。
双方とも、多様な色の品種がある。
「松葉牡丹」
「ポーチュラカ」ともに
よく似てるので、
同一ページにしました。
・「松葉牡丹」の名前は、
線形の葉を「松」に、
花を「牡丹」に
見立てたことから「松葉牡丹」に。
・「ポーチュラカ」の別名は
「花滑り莧
(はなすべりひゆ)」。
滑り莧、の改良種で、
花がきれいなところから。
(季節の花300より)