季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「松葉牡丹(まつばぼたん)」

2018-08-02 05:10:17 | 暮らし
名言名句(320)

「二つ折りの恋文が、花の番地を捜している」『ルナアル』

フランスの作家ジュウル・ルナアル(1864-1910)の『博物誌』

の中の「蝶」と題された一行詩。岸田国士の訳でこの一行詩に接

した少年時代、私は、胸の鼓動がいきなり高鳴るのを覚えました。

蝶を、これほどまでに夢のあるイメージで描いた詩を知らなかっ

たからです。蝶が花から花へとゆっくりと飛んでいる様子は、まさ

に二つに折った恋文が、花の番地を捜しているのにふさわしいです

ね。夢があり、平和があり、ロマンがあります。このような眼で昆

虫や鳥や花や木を眺める時、人は、醜い人間社会の争いや国家間の

戦争を忘れ去ることが出来ます。『博物誌』も中には、エスプリに

富んだルナアルの詩精神が随所に見られます。


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7月から咲いている花「松葉牡丹(まつばぼたん)」

開花時期は、 7/ 1 ~ 10/25頃。
 長い間咲き続ける。

・「松葉牡丹」の葉っぱは棒状で細い。
 花が八重咲きが多いが一重もある。
 「ポーチュラカ」の葉っぱは
 幅が太い。花は一重咲き。
 2つは、葉っぱの形状で区別できる。
 双方とも、多様な色の品種がある。

 「松葉牡丹」
 「ポーチュラカ」ともに
 よく似てるので、
 同一ページにしました。


・「松葉牡丹」の名前は、
 線形の葉を「松」に、
 花を「牡丹」に
 見立てたことから「松葉牡丹」に。

・「ポーチュラカ」の別名は
 「花滑り莧
  (はなすべりひゆ)」。
   滑り莧、の改良種で、
   花がきれいなところから。

(季節の花300より)


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