季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「菊芋(きくいも)」

2018-08-22 04:22:02 | 暮らし
名言名句(360)


「人情浮薄にて、けふよろこばるるもの、 

あすは捨てらるるの世」『樋口 一葉』


人情というものは移り気なもので、今日喜ばれるような

ものであっても、明日はそのことを忘れ去ったかのよう

に捨て去られるものである、の意味。樋口一葉(1871-

96)は、早くから小説で身を立てようとして、先輩小説

家の半井桃水に師事しました。一葉の桃水に対する恋愛

感情も伝わっていますが、その恋は実ることなくして終

わりました。この言葉は、明治24年11月に書かれた随筆

の中にあります。ひとたび読みされば屑籠に投げ入らる

るものは得書くまじ」といい、「真情に訴え、真情にう

つさば、一葉の戯著といふとも、などかはあたひのあら

ざるべき」と小説に対する熱情を訴えています。

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8月から咲く花「菊芋(きくいも)」

8月頃から
 10月頃にかけて開花。
・名前とうらはらに美しい花。
 黄色が鮮やか。 
・繁殖力は旺盛。


・厳密に分けると、
 7~8月頃開花するのが  
  「犬菊芋(いぬきくいも)」、
 9~10月頃開花するのが
  「菊芋(きくいも)」。
 (じゃあ、その境目に咲くのは
  どっち? といわれると、
  ちょっと見分けが
  つかないですね。
  ごめんなさい)

 さらに
 「菊芋擬(きくいももどき)」
 という種類もある。
 こちらは葉っぱが
 けっこうギザギザなので
 区別できそう。   
 7~8月頃に開花。

 ということで、
 「菊芋」シリーズには
 いろいろあるようです。


・ごつごつした根の先端は
 お芋になる。
 多量の糖分を含んでいる。
 昔は農村では
 根を酢漬けにしておいて
 冬の間じゅう食料とした。
 なお、犬菊芋の場合は
 お芋にならないらしい。

・別名
 「唐薯」(からいも)
 「八升芋」(はっしょういも)


(季節の花300より)



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