名言名句(359)
「名利(みょうり)に使われて静かなる暇(いとま)なく、
一生を苦しむるこそ愚かなれ」『吉田 兼好』
名誉とか利害に駆り立てられ、心静まる暇もなく、一生を苦労の
連続で過ごすのは、誠に馬鹿げたことである、ということです。
『徒然草』第38段の冒頭の文です。『徒然草』は、歌人であり随
筆家でもある吉田兼好(1283-1350)の随筆集で、儒学、老荘、
仏典の教養を背景に、兼好の人生観、処世訓が説かれているのは、
周知のとおりです。あくせくと目先の名誉とか利害のために走り
回るうちに、人間の一生はあっという間に終わってしまうものです。
その愚かさを説いているのですが、兼好は、名誉とか利害を排する
ことが儒教の道をたどることだと考えていたから、、ここでもその
思想を強めているのです。
============================
8月から咲く花「玉簾 (たますだれ)」
開花時期は、 8/ 5 ~ 10/10頃。
・白く美しい花を「玉」に、
葉が集まっているようすを
「簾」にたとえた。
”南京玉簾”
6弁花、上向きに咲く。
・葉は細長い。
・ずらっと並んで咲いていると壮観♪
・黒い実がなる。
実の形は 狐の剃刀 に似ている。
・「珠簾」とも書く。
・別名
「ゼフィランサス」 学名から。
サフラン擬も同名。
「カンジダ」 学名から。
「レインリリー」
雨のあとで一斉に咲きはじめる
ところから。
・秋頃に咲く、
よく似た黄色い花があるが
それは玉簾ではなく、
「黄花玉簾(きばなたますだれ)
= ステルンベルギア」と呼ぶ
(季節の花300より)
「名利(みょうり)に使われて静かなる暇(いとま)なく、
一生を苦しむるこそ愚かなれ」『吉田 兼好』
名誉とか利害に駆り立てられ、心静まる暇もなく、一生を苦労の
連続で過ごすのは、誠に馬鹿げたことである、ということです。
『徒然草』第38段の冒頭の文です。『徒然草』は、歌人であり随
筆家でもある吉田兼好(1283-1350)の随筆集で、儒学、老荘、
仏典の教養を背景に、兼好の人生観、処世訓が説かれているのは、
周知のとおりです。あくせくと目先の名誉とか利害のために走り
回るうちに、人間の一生はあっという間に終わってしまうものです。
その愚かさを説いているのですが、兼好は、名誉とか利害を排する
ことが儒教の道をたどることだと考えていたから、、ここでもその
思想を強めているのです。
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8月から咲く花「玉簾 (たますだれ)」
開花時期は、 8/ 5 ~ 10/10頃。
・白く美しい花を「玉」に、
葉が集まっているようすを
「簾」にたとえた。
”南京玉簾”
6弁花、上向きに咲く。
・葉は細長い。
・ずらっと並んで咲いていると壮観♪
・黒い実がなる。
実の形は 狐の剃刀 に似ている。
・「珠簾」とも書く。
・別名
「ゼフィランサス」 学名から。
サフラン擬も同名。
「カンジダ」 学名から。
「レインリリー」
雨のあとで一斉に咲きはじめる
ところから。
・秋頃に咲く、
よく似た黄色い花があるが
それは玉簾ではなく、
「黄花玉簾(きばなたますだれ)
= ステルンベルギア」と呼ぶ
(季節の花300より)