季節の花と言葉の花束

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季節の花「韮 (にら)」

2018-08-27 05:08:58 | 暮らし
名言名句(365)

「多くを知り、多くを忘れたあとでなければ、

良い作は得垂れない」『ミレー』


ミレー(1814-75)は、甲府の美術館が何億とかの金で購入した

「落穂拾い」の絵や、「晩鐘」「鍬持つ男」などの絵で日本でも

有名なフランスの画家です。バルビゾンに住んで、農民の友とし

て農民の生活を描き続けました。たくさんのことを知ってたくさ

んのことを忘れたあと、ということは、結局、何も残っていない

と言うことではないか、それで、なんでいい作品が残せるのだ、

と早やとちりをしてはいけないようです。多くを知るということ

は、淘汰されたその中のエキスが残ることになります。また、多

く忘れることは、不必要な部分が多いから切り捨てる、というこ

とです。ためになるいいものだけを残して、無駄なものは、一切

省くところから良質なものが生み出されるということは、たとえ

ば受験勉強の成果にしろ、企業における人材採用にしろ、相通ず

る部分があります。

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8月から咲く花「韮 (にら)」

開花時期は、 8/20 ~ 10/25頃。
・東南アジア地方原産。
 かなり昔に渡来。
・てっぺんのところに
 白い花がたくさん咲く。

・根元のところから生えてる
 葉っぱが食べられる。
 ちぎるとニラ独特の匂い♪
 ねぎの一種で、
 ビタミンAとカロチンを多く含み、
 消化を助け、
 風邪の予防効果もある。
 漢方では種子を乾燥させたものを
 「韮子(きゅうし)」といい、
 胃腸薬などの用いる。

・独特の臭気があることから
 「においきらう」(香嫌)、
 これが「にら」に変化したとも、
 また、美味であることから
 「みら」(美辣)、  
 これが「にら」に変化した
 ともいわれる。    


・「きはつくの
  岡のくくみら 我摘(つ)めど
  籠(こ)にも満たなふ
  背なと摘まさね」
  (くくみら=韮)
   万葉集

(季節の花300より)


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