人生日訓(286)
「憤せざれば啓(けい)せず」
論語に出ている孔子の言葉。「排せざれば発せず」と続いている。これは教育者で
あった孔子が自分の実地の教育上の体験を述べられたのである。教育というもの
は、ただ教師が弟子に口で教え諭してやることではない。教えるには教える時があ
る。チャンスである。釣りと同じである。魚が餌にかかって、ひき気持ちになった時に、
初めて釣り上げるのである。子女を分娩するときでも、産婆のこつは、生まれようと
する赤児と、生もうとする産婦の呼吸をみて力をかすのが名人だと聞いている。教
わる方の生徒に少しも気がなく一方的にききつしでは教える甲斐がないし、効果も
ない。「憤」というのは学生の側で苦しむことである。
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3月から咲く花「十月桜」
開花時期は、10/20 ~ 翌 1/10頃。 (二度咲き→ 3/20 ~ 4/10頃)。 ・花弁は白、または、うすピンク色。 ・全体のつぼみの3分の1が 10月頃から咲き (開花ピークは11月)、 残りの3分の2は春に咲く。 1年に2回楽しめる。 春の花のほうが少し大きいらしい。 秋や冬に、 「季節はずれに桜が咲いてるな」 というときは この十月桜であることが多い。 ・同様に、 秋から冬にかけて咲く桜に 「冬桜」がある。 (上記「写真集」に掲載) 「十月桜」と「冬桜」は似ていて、 「十月桜」の花びらはやや細めで、 八重のものもあり、 「冬桜」の花びらは太めで、5枚。 (両方並んでたら区別は難しそう・・)。 群馬県藤岡市鬼石(おにし)に 冬桜の名所がある。 十月桜も含めて、 秋から冬にかけて咲く桜のことを 総称して「冬桜」と 呼ぶこともある。 ・秋冬に咲く「桜」には 子福桜(こぶくざくら) もある。
(季節の花300より)
