人生日訓(323)
「上和らぎ下睦ぶ」
聖徳太子の「和を以て貴しとなす」の条下に出る一句である
。「和」ということはみんなの違った才能なり、天分を総動員
して行くことであるが、それには、まず「上和らぐ」ことがその
スタートである。ここで「上」と言っているのは、先輩とか、上
司というほどの意味で、身分を言っているのではなく、その
役目のことである。責任者というほどの軽い意味に受け取
ってほしい。何人かの部下を持った上役がいやに気取った
り、威張らぬこと、肩に力を入れて力まぬことである。にこっ
と笑って部下に接するのである。上司がさらさらと気軽に出
てくると部下は、自然、こちこちにならず、ちょっと上役に甘え
るように睦んでくるのである。そうなれば安心して何でもできる。
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5月から咲く花「唐種招霊(からたねおがたま)」
開花時期は、 5/ 1 ~ 6/10頃。 ・中国原産(「唐種」の語源)。 ・香りがとてもよい♪ バナナのガムの香りがする♪ ・「おがたま」は 「招霊(おきたま)」の ことばに由来する。 神社などにも 植えられることがある。 ・「唐種小賀玉」とも書く。 ・原産国の中国名は 「含笑花」と書く。
(季節の花300より)