人生日訓(339)
「愚を導くには法を以てす」
日本の真言宗を開いた弘法大師空海の語である。「貧を救うには財
を以てし、愚を導くには法を以てす。財をつまざるを以て心とし、法を
惜しまざるを以て性と為す」と言っている一文の一節である。この日
本は、お蔭で文盲率が非常に低いと言われている。嬉しいことでは
るが、ただ字が読めさせすれば人間が賢いとは言われない。立派に
学校を出た人の中にも、随分、おろかな人間がいる。人生のことにつ
いて、今日でも迷っている人がいる。これは、ここでいう「愚」である。
おろか者である。こうした人々を導くには「法」、道理が大切である。
ものの道理というか、天地世間を規定している物の道理というものを
もって導くより外に方法はない。日に吉凶をかぞえたり、姓名判断や
墓相、方角に凝っている人々もその「愚」の一種であろう。
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5月かr咲く花「赤詰草(あかつめぐさ)」
開花時期は、 5/10 ~ 9/20頃。 ・ヨーロッパ原産。 ・花はクローバー(白詰草)に そっくりだが、 色がピンク色なのと、 葉っぱのすぐ上に 花が咲くことから区別できる。 また、葉っぱも、ややとがる。 (白詰草の葉っぱは丸っこい) ・デンマークの国花。 ・別名 「紫詰草」(むらさきつめくさ) ・この赤詰草の近くに ときどき見かける寄生植物 → 痩靫(やせうつぼ)
(季節の花300より)