季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「白丁花 (はくちょうげ」

2020-05-15 04:36:16 | 暮らし
人生日訓(336)

「悪は多けれど一善に勝つことなし」

日蓮が文永十一年に書いた書簡の一節である。彼は続いて言ってい

る。「多くの火集まれども一水には消えぬ」これもなかなか面白い言葉

である。同時に、非常に自信を持った言葉である。「正直者が馬鹿を見

る」ことを言うが、確かに、ずるい人間、悪い人間の多い現代ではある。

悪が善に勝っているような世の中ではある。しかし、悪人はついに、善

人をさし措いて栄えるだろうか。かくも、この世の中というものは、目く

らが多いのであろうか。私はそうは思わない。世間の目は光っている。

千人の目くらがいても、千人以上の目あきが、「必ず」いると思う。世間

は長い目では、正しく評価する能力を持っている。日蓮のいうように、

「百火一水に消ゆ」というように、一時に瞬間的に「善」が「悪」に勝とは

思わないけれども、今日まで人間の歴史は善の最終的な勝利を実証

してきたと思う。それ故にこそ、人類はここまで進歩向上してきたと思う。

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5月から咲く花「白丁花 (はくちょうげ」

開花時期は、 5/10 ~ 6/10頃。 ・生け垣によく使われる。 ・香りのよい白花。 ・沈丁花(じんちょうげ)には  似ていない。  (名前は似てるけどね)

(季節の花300より)


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