季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「空木(うつぎ)」

2020-05-30 04:47:37 | 暮らし
人生日訓(356)

「自分の運命は自分の行動が決める」

よく世間で「身から出た錆」と言う。「因果応報」ともいう。格別

、仏教でやかましくいう考えである。人間の幸福は必ずしも神

様の手の内にあるものではない。むしろ、自分自身の掌の中

にあるのである。自分が立派な行為をすれば、自然とその種

子が芽を吹き、花を咲かせ、実らせるのである。怠けていては

果報はこない。「果報は寝て待て」ともいうが、それは十万人

に一人の割合の僥倖である。まぐれ当たりである。そんな暇

が有ったら、その間に打つべき手をうっておくがいい。一尺

土を掘り返せば、一升だけ余計に豆の収穫があるそうであ

る。自分の運命は自分の行為で左右するのである。今の自分

の境遇を恨むことはない。「自業自得」である。そこに明日へ

の正しい希望がわき起こっている。
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5月から咲く花「空木(うつぎ)」

開花時期は、 5/20 ~ 6/ 5頃。 ・髄(ずい。茎や根の  中心にある部分)が  空洞になっているので、  「空ろ木(うつろぎ)」  が変化して  「空木」になった。 ・材質は硬く、腐りにくい。  昔から、木くぎや、  神事のときの杵などに使われた。 
・”実”は  「独楽(こま)」のような形♪  やぶがらしの花のあとに似ている。 ・別名  「卯の花」(うのはな)、    卯月(旧暦4月)に    咲くことから。    「うつぎの花」の略とも。  「雪見草」(ゆきみぐさ)。    見た目が雪のよう。 ・5月22日の誕生花(空木) ・花言葉は「謙虚」(空木) ・「ほととぎす   来鳴き響(とよ)もす   卯の花の   共にや来(こ)しと   問はましものを」    万葉集    石上堅魚    (いそのかみのかつお)  「卯の花を   腐(くた)す   霖雨(ながめ)の   水はなに   寄る木積(こづみ)なす   寄らむ児(こ)もがも」    万葉集 大伴家持  「卯の花も   いまだ咲かねば   ほととぎす   佐保の山辺に   来鳴(きな)きとよもす」    万葉集 大伴家持  「神まつる   卯月になれば 卯の花の   憂き言の葉の   数やまさらむ」    金槐和歌集 源実朝  「卯の花を   かざしに関の 晴れ着かな」    河合曽良(かわいそら)  「卯の花や   妹が垣根の はこべ草」    与謝蕪村(よさぶそん)  「押しあうて   又卯の花の 咲きこぼれ」    正岡子規(まさおかしき) ・似ている実へのリンク  薮枯らし(やぶがらし)

(季節の花300より)


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